昨日は予約注文しておいた「部活動顧問の断り方」が届いたのでそれを読んでいました。
育休中に西川先生のブログで事例募集があり、応募することで私の経験も事例として紹介してもらえました。
想像していたよりも自分がブログで書いたものそのまんまだったので、拙い文章が本になっていて恥ずかしいという気持ちになりました。
しかし、自分が部活動顧問を断った経験が自分の人生を変えるだけではなく、一つ目に見える形として他の人の人生にも良い影響を与えれられると思うと嬉しいです。
他の方の事例を読んでいるといたたまれない気持ちになりました。部活動の顧問を中心としたブラックな働き方によって家族や健康を壊す人が実際にいるのだと。確かにそれくらいの威力のあるものです。だからこそ断ることの意義も大きい。
理論武装をすれば勤務時間外の部活動顧問は間違いなく断れます。
私が今後の自分の取り組みとしても参考になったのは地元で社会体育の指導者になる道です。
子育て真っ只中の今は子育てに集中したいですが、子が小学校中学年になったくらいからならありだと思いました。
「地元に新しい形の地域スポーツのあり方を作り、多数で多様なつながりを作れる場を提供できたなら、我が子にもそのメリットを享受させられる。」というのが刺さりました。それは素敵なことだと思うし、経験や得意を活かせる道でもあります。
元々部活動で学べることの意義も分かっているつもりなので、持続可能な仕組みの中でそれを実現していくのは面白そうです。
改めて私もアンテナを高めることができました。
部活動の顧問を断る教師が増え地域スポーツの道を模索する動きが早まることは、教師・子ども・地域スポーツのそれぞれを救う可能性を持った本だと思います。
おすすめです。