先日「部活動の断り方」を読んでいるときに、
投資の勉強をしていたときの感覚に似ていることに気づきました。
知識を身に着けていくと分かってくることですが、部活動を断ることはやれば間違いなく勝てる戦いです。あとは勇気を出してやるかやらないか。このあたりがインデックスファンドでの長期分散投資に似ています。
インデックスファンドでの長期分散投資も、知ってやれば誰でもできるたぐいのものです。多くの人にとっての最適解は出ています。
知識を身に着けて武器を持ち、勇気を出して行動すれば大きく人生が変えられます。しかも特別ではなくても「普通の多くの人が」です。
だからこそ、知ってもらうための行動を継続していきたいと思っています。
そういえば昨日新聞で部活動の地域移行の目標が緩和されるという記事を見つけました。想定内とはいえ多少残念です。
ただやはり、「部活動の断り方」にも書いてあるとおり、大きいところが変えてくれることを期待すること自体がずれているのかなと思います。
「改善」とは現状肯定の観点から改良を加えること。「改革」とは現状を否定することから始めて新たな世界を切り開くこと。
今の顧客にサービスを届けている大きい組織が、改革などそうそうできるはずもありません。
小さな個人が動き始めて流れができ、一定数を超えたときに大きな組織も動くとしたら、小さな個人が動ける知識の武器を与えるこの本やそれによる個々人の行動には未来を感じます。