丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

「わたしがブログを書く理由」

 

はてなブログの方で

わたしがブログを書く理由

をテーマに書いてみることが募集されていたので、参加してみることにします。

 

 

参加の動機

 

ブログでは「願い」としてトップ記事にしてますし、インスタグラムでも同じようなものをトップに固定しているので自分でも意識は常にしています。

発信内容もそこからぶれないようにカテゴリーを作ってそこに振り分けるように仕組み化しています。

 

しかし、こういうのは一度言語化すればいいというものではなく何度も磨いていくことに意味があると思うのでやってみようと思った次第です。

 

 

me77391j.hatenablog.com

 

 

わたしがブログを書く理由」をひとことで

 

まず「わたしがブログを書く理由」を端的に示すと

「私が望んでいる社会の変化を教育を通して加速させる一助となるため」

となります。

 

テーマごとのにもう少し詳しく

 

ではどんな変化を望んでいるのかというと、今のところテーマが

・『学び合い』

・教師の働き方改革と部活動の地域移行

・今後の社会の変化を踏まえた進路指導

・育児と仕事の両立

・お金の教育

このようになっています。

 

『学び合い』

 

私は『学び合い』という教育実践を自分の教育の軸に据えています。この『学び合い』を広めて自分がより良いと思っている教育を継続し、より多くの子に提供できるようにしたいと考えています。

 

『学び合い』とは数ある教育実践の中の一つの名称です。数ある教育実践の中で私が『学び合い』を自分の教育の軸に据える理由は次の3つです。

①狭い範囲にしか適用できないテクニックではなく、汎用性の高い「考え方」だから。

故にたまにの授業ではなく、年間を通した授業や学級経営、生徒指導にも活かせる

 

②根拠私の教育実践ではなく、学術的根拠に基づいた教育実践だから。

故に本屋に並んでいる本も多く、学びやすい環境が整っている。

 

③子どもたち全員がわかる授業、そしてその先のすべての子どもたちの幸せな人生の礎を実現できる可能性を感じるから。

故に教師としてすべての子どもたちの幸せを諦めず、腐らずに頑張り続けられる。

 

また、『学び合い』を学ぶうちに

教師の働き方、今後の社会の変化、お金などについても学ぶ必要性を感じるようになってきたので、いち授業実践に収まらず広がりがあります。

そのおかげで私もこれらのテーマについて学ぶようになりました。

 

だからこそ、『学び合い』は自分の教育の軸に据えて、実践や考え方を発信していきたいと考えています。

 

教師の働き方改革と部活動の地域移行

教師の働き方がブラックと認識されるようになって数年が経ちます。

私は教師が健全な働き方をし、楽しそうに生きている姿を子どもたちに見せることには大きな意義があると考えています。

 

子どもたちにとって身近な働く大人のモデルは親の次に教師が来ると思います。

そんな教師がブラックな働き方をしていたら、

子どもたちもそれが当たり前と思って将来よくない働き方をしてしまうかもしれませんし、

楽しく働きながら生きていない大人を見ていては「早く大人になりたいな。楽しそうだな。」と将来に希望を持てません。

 

そして、教師の働き方を改革する上で避けて通れないのが部活動の顧問問題です。

何せ部活動の顧問という業務はそのほとんどが教師の勤務時間外に行われているものであり、超過勤務の最も大きな原因になっています。

 

子どもたちのスポーツ・文化環境、そして持続可能なそれらの環境を考えても、今の教師の無理に頼ったシステムを維持することがいいとは思えません。

 

そのため、この現状を変えるために自らが行動(定時退勤、時間外の部活動顧問のお断り)し、関連する情報を発信しています。

 

 

今後の社会の変化を踏まえた進路指導

人生100年時代」や「society5.0」というワードも耳にするようになってしばらくが経ちます。

他にも「VUCA」など、「今後の社会はこんなふうに変わっていくよ」という情報は世に溢れています。

 

そういった社会の変化の中ではこれまで良しとされてきた考え方が弊害となり、新しい考え方を身につけなければいけないことがたくさんあります。

 

「終身雇用・学歴信仰の崩壊」「人生100年時代における3ステージ制からマルチステージ制への転換」などが起こり、これまでの常識だけを持っていたり、そういう人の言うことを聞いているだけでは生きづらい社会になっていくことが予想されます。

 

しかし、今の教育現場ではその変化にうまく対応できているとは言えません。

教師は自らも学びこの変化に対応していく必要がありますし、教育機関が対応しきれていないということは子どもたちや保護者たちもまた自ら学んでいく必要があります。

 

その一助となるような本や考え方、広域通信制高校などの情報を発信しています。

 

 

育児と仕事の両立

教師の働き方の発信理由と似ていますが、

育児と仕事を両立し、男性も子育てを楽しむ姿、そのような生き方を子どもたちに見せることも大きな意義があると考えています。

 

現在は男女ともに家庭と仕事の両立に苦労していたり、男性の家事・育児への取り組みがまだまだ不足しているような状況です。

 

子どもたちには少しでもこの状況が改善されて生きやすくなった社会で生きていってほしいです。

 

そのため、現状を変えるために自らが行動(まだまだ少数派の男性の育休取得や育休復帰後の時短勤務)し、関連する情報を発信しています。

 

 

 

お金の教育

 

ある時期から子どもたちの幸せな人生のためにはお金の教育がもっと必要なのではないかと考えるようになりました。

 

きっかけは自分の人生におけるお金について考えたときに投資について学ぶようになったり、働き方を考えたときに別の稼ぎ方や職種について学んだり、育休をとりたいと考えたときにお金の対策について学んだりしたりと色々あります。

 

そして、子どもたちは色々な人生を歩んでいくことになるでしょうが、お金と無関係に生きていく人はいません。

お金は幸せの全てではないですが、幸せの土台の一つにお金があり、人生でやりたいことをやりやすくするためにはお金の知識がいることを否定する人はいないでしょう。

 

しかし、今の教育現場ではそのニーズに対応できているとは言えません。というか、お金のことを学ぶには世の中で一番適していない場所になってしまっています。

 

なぜなら教師自身がお金について学ぶ必要性を認識していないからです。

教師という人たちは私を含め給与という形での収入しか得たことがない人がほとんどであり、なまじその収入が低くないために何も意識しなくてもお金にあまり困らない状況で生きてしまっているためです。

 

私もそんな教師の一人なのであまり大きいことは言えませんが、お金について学ぶ必要性を知ったものとして、少しでもお金について学ぶ機会を教師として提供できたらと考えお金についても発信をしています。

 

 

 

おわりに

 

以上が私がブログで発信をする端的な理由と、テーマごとの理由となります。

心の師の一人である『学び合い』を提唱している西川先生が、情報発信を続ける上で大切なことは「毎日続けること」とおっしゃっていたので、原則毎日の情報発信を始めて4年目になります。

 

毎日続けることを最優先事項にしているのでいつも質が高いわけではないし、時より今回のような発信をしないと

「なんでこの人は発信をしているんだろう」

「どういう目的で発信をしているんだろう」

と思われてしまうでしょう。

 

それでも私は私の考える意義のため、自分の無理のない範囲でできる小さなことを毎日続けて、社会の変化という大きなことを加速させる一助になれればと思って日々続けています。

 

「私はこういう考えでこんなことをやってるんだぞ!」という記録を残していくことによって誰かに影響を与えたり、誰かと繋がれたりすることも目的としてるので、これからも日々の発信を続けていく所存です。

精進します。

 

長くなっていしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。