〈教師不足の解消のために一人ひとりができること〉
昨晩、みんなのオンライン職員室の『学び合い』の会に参加しました。
教師不足の実態調査の資料を見て、それぞれの実感・実情を共有したり、どうしたら改善していけるかという話をしました。
私の考えは、影響の輪の大きさごとに3つほどできることがあると思っています。
①個人でできる働き方改革をする。(一人でできる)
時間の使い方を意識したり、やることの取捨選択をしたりして定時で帰るよう努める。
ワークライフバランスを考えた働き方を実践する。
②同僚も巻き込んだ働き方改革をしたり、同僚を気遣って良い同僚になる。(近くの仲間とできる)
会議で効果的なやり方の提案。
無理のあるやり方に指摘する。
余裕のあるときに仲間の仕事を手伝う。
仲間の体調を気遣う。
お互いに励まし合う。
育休明けのような方が混ざりやすい、働きやすい空気を作る。
③教師の負担軽減と魅力の発信をして社会の変化を加速させる(遠くの仲間ともできる)
自分がやってみたことで負担軽減ができたことを発信する。
同時に教師の魅力も発信する。
魅力があるのはわかるけどあまりに大変そうだからやろうと思えないんじゃないかという意見が多かったので、やはり給特法のような無理のあるルールをなくしたり、部活動の地域移行を進めたりは有効と考えられる。
以上のような3つのレイヤーでの対策を考えてみました。
教師不足の要因として以下の3つ挙げられていました。
①育休産休の取得者が見込みより増加したのはいいことだと思います。
②特別支援学級の増加は、特別支援学級に入るような子も通常学級の子とコミュニケーションをとれる必要があることや『学び合い』が広まれば増加しすぎることは防げるのではないか。
③病休者の増加は今の働き方では仕方がないかと思います。働き方改革を進めてそのような方を減らしていきたいです。
講師不足の理由も分析されていました。
正規採用されている人が増えているのはいいことだと思います。
それよりも、講師のなり手が民間に流れているのが問題です。これも教師の魅力を上げて負担を下げれば教師という仕事が選ばれるようにならないかな。
教員免許状の更新がされてなくて失効したことも要因としてあるようです。更新制度はなくなるようやなのでこれによる影響はなくなることに期待が持てそうか。
私の考えはこんなところです。
最初の方に書いた一人ひとりにできることを地道にコツコツやっていきたいと強く思いました。
特に育休復帰後は②の近くの仲間とできることを頑張っていきたいです。
#教師の働き方改革
#教師不足