〈本日の育児日記〉
朝、息子に「ぶへっ」という野太い声とともにつばをかけられたり、髪を引っ張られたりしながら起きました。こんなことされても可愛いです。こんな面白い目覚め方をできるなんて。
相変わらず息子は早起きで、5時くらいに起きて一人でイキイキと遊んでいます。
また、いつの間にか息子がハイハイもできています。
スピードを出したいときはまだずり這いもしますが、ほとんどのときはハイハイもどきやハイハイで移動します。
動くようになってから1ヶ月ほど経ちますが、本当に動き始めてからの変化は早かったです。楽しい1ヶ月でした。
「〈自律する子の育て方」より〉
ゆっくり読み進めています。今日の学びのアウトプットです。
・一律に何かを与えることは有効な方法ではない。
ゆとり教育が流行ったときに子どもたちに一律に時間のゆとりを与えようということが行われましたが、これに対して「子どもたちに一律に時間的ゆとりを与えることは対処療法にしかならない。本質的な解決方法は、ゆとりを自ら作り出せる能力を身につけること。」とありました。
一律に何かを与えるというのは工業化社会的発想で、個別最適とは逆を行くものだと思います。これからは余計にこの考え方では上手くいかないでしょう。
「ゆとりを自ら作り出せる能力」というのが私自身「時間を作る」ことをそれなりに学び、実践してきたので「いいな」と思いました。
・子供に自己決定を促す3つの言葉
当事者意識の低い人を育ててしまう日本の教育において、教師にも親にも進められていた子供に自己決定を促す3つの言葉です。
①どうしたの?(なにか困ったことはあるの?)
②君はどうしたいの?(これからどうしようと考えているの?)
③何を支援してほしいの?(先生になにか支援できることはある?)
言葉がけの発想がそのままアドラー心理学的だなと思いスッと落ちましたし、使いこなせるレベルになりたいと思いました。
また、『学び合い』実践者である古田先生(かしこさの階段など発信してます。)の
「いまどこにいる?」
「どこへいきたい?」
「じゃあどうする?」
にも似ていると感じました。
子どもの自律を真剣に考えて教育をしている人は、然るべきところに行き着くんだろうなと感動しました。
私もそこを目指します。
・叱り方を変えるのはえこひいきか?
本書での考えでは否です。
むしろ、一人ひとり能力やストレスへの反応性が違うんだから叱り方を変えるのも当たり前という考えです。
えこひいきと思われた時の対応も参考になります。
"えこひいきだと言われたら、私はこんな風に生徒に言っていました。 「僕はみんなのことを同じように大切に思っているよ。だから、叱り方を変えているんだ。もし君と同じ基準であの子を叱ったら、あの子は朝から晩まで叱られることになるんだけど、君はそれを望んでいるの? もし君が彼の立場なら耐えられると思うかい?」 すると大抵の子どもは「あ、そういうことか!」と納得してくれます。"
・大人でもできない理想像を押し付けない
いくつか例が出てきましたが、わかりやすいのは「みんな仲良く」でした。現実的に身に着けてほしい能力は「みんなと仲良くする力」ではなく「色々な人と上手に付き合っていく力」です。
大人でもできない高い理想像を求めるのではなく、「できない。難しい。」を前提にどうすればそこに向かっていけるかを考えようと伝えていく。
その点で、大人が失敗し試行錯誤している姿を積極的に見せることも大事。そしてその時に自分を責めるのではなく「失敗なんて当たり前だ」と言ってのける。
〈上越『学び合い』の会に参加しました〉
寝かしつけに2時間近くかかってほとんど耳での参加になりましたが…
いくつかのテーマが提案されていて、自分が話したいブレイクアウトルームに出入りして話し、最後に全体でチャットに学んだことの共有という流れが2セットありました。
興味のあるテーマもあり、私には参加しやすい形でした。参考になります。
・子どもに夢をもってもらうために自分がしていること
・教師のプライベートの幸せ
・これからの教師の仕事
などの部屋に行って聞いたりチャットに打ち込んだりしてきました。
今度は早く寝かしつけて話にも参加できたらいいです。