丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

学校で勉強する意味を二つほど

 

体調不良のFreeデー

 

今日は嫁様の仕事復帰前Freeデーだったのですが、花粉症と微熱が重なって体調が芳しくなく、一日休んでいました。

 

本人は残念がっていましたが、育休の残りが少ない中、「予定のある日に体調を崩して最後の機会に参加できなかった」ということにならなかったので良かったのかなと思っています。

 

明日は育休中は最後になる整体の日です。基本女性向けのところに嫁様と同伴ということで行けているので、私も次にまた育休を取る機会でもないとなかなか行けなくなります。楽しみです。

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明太クリームチーズにハマりそう

 

昨日の食事会で明太クリームチーズが用意されていました。これまで出会ったことがないこともないと思うのですが、そのおいしさに今回初めて気づきびっくりしました。

 

お酒を飲まないのでおつまみとかに出やすいメニューは知らないことが結構あります。美味しいものが多いのでもったいないですね。

 

衝撃的すぎて今日自分で材料を作って家で作ってみました。簡単にできますし、やはり美味しいです。しばらくハマりそうな予感がしています。

 


学校で勉強する意味を二つほど

 

今「ロングゲーム」という本を読んでいます。

今日読んでいた箇所で、学校で勉強をする意味の説明の一つとして良さげな考え方が出てきたのでご紹介です。

 

生徒たちにはそういうメリットもあるのかと思ってもらえればいいですし、教職の方や保護者の方は子ども達に説明する際の引き出しを増やしてもらえれば幸いです。

 

努力の練習のため(戦略的忍耐力)

 

まずは学校での勉強を人生での努力の練習として捉える考え方です。

 

好きなことにしろ苦手なことにしろ、生きていく上で努力をしなければいけない場面は多々あります。

 

ところが、努力をした分だけ成長できたり、努力が必ず成功に結びつけばこんな楽なことはありませんが、往々にしてそうでないことが多いものです。

 

努力と成長との関係は直線ではなく指数関数的であり、また伸び悩みの時期も挟みながら階段上になっています。「成長曲線」で調べれば出てきます。

必ず努力していても実感としては成長を感じられない苦しい時期があるのです。

https://images.app.goo.gl/mcK1oGJqfzEPGizQ6

 

また、努力すれば必ず成功するわけではありません。ほとんどの場合、失敗をします。しかし、失敗してもめげずに努力を続け、失敗を繰り返しながら成功するまでやり続けられた時に初めて成功に結びつきます。

https://images.app.goo.gl/9Rhk35BDv4YF34gi8

 

人生におけるほとんどの努力にこれが当てはまります。

 

そんな時にすぐにめげるのではなく戦略的忍耐力を持って成功するまで努力を続けられる態度を身につけていくのに、勉強というやつはかなり効果があります。

何せ努力の結果が点数という形でわかりやすくでますから。努力の中には工夫しないと結果が見えにくいものすらありますが、結果が見えるだけ随分と取り組みやすいです。

 

このように、今後の人生の努力に耐えうる訓練をするという意味で、学校の勉強や受験対策は利用できると思います。

 

 

ネットワークづくりのため

 

正直、おそらく高校までの学習であればYouTubeの動画やネット教材を用いればある程度は1人で家で勉強していてもできるような時代になっています。

 

では、それでも学校という場所で勉強をするメリットは何でしょう。

 

私は「他者とうまくやっていく能力を身につけ、ネットワークをつくることができる。」というところに学校での勉強の真価があると考えています。

 

これは家で1人で勉強していては身につかないですし、最近注目はしていますが広域通信制の高校などではできないことです。地元という、出身や住んでいる場所が同じ人とのネットワークづくりができる大きなメリットがあります。

 

今は人生100年時代。子ども達が生きていく先の人生はとても長いです。変化の激しい時代にどんな困難があるかは予測しきれません。一方で、会社の寿命が縮み、働く期間が伸びていることから、職業や職場を変える経験をする人が当たり前になってくるのは予想に難くありません。

 

そんな時に人を救ってくれるのがネットワークです。では、どんなネットワークを築ければ人生の助けになってくれるのか。それは「多数で多様なつながり」です。

 

ロングゲームの一部を引用します。

ネットワークづくりには、私たちの想像をはるかに超える力がある。人と人とのつながりは指数関数的に増幅するからだ。ある一つのつながりから何が生まれるかわからない。どのつながりが実を結び、どのつながりが無駄になるかもわからない。

 

弱くても、いざという時に助けを求められる多数で多様なつながりが必要です。つながりは指数関数的に増幅し、どのつながりが有効に働くかわからない以上投資と同じで人のタイプは広く分散する必要があるからです。

 

そんな多数で多様なネットワークをつくるのに、学校は有効な場所です。地元が同じという旨み付きの、逆にいればそれが理由だけで集まった、多数で多様な集団だからです。

社会人になってから、これほど多数で多様なつながり作りに向いた場所に日々出向ける機会はそうありません。

 

そんな場で、勉強という共通のタスクを通して、ネットワークづくりをできるというのが、一つ大きな価値だと考えています。

 


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