丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

行為によって親になる

「プリテンドファーザー」を読み切りました。

嫁様が勧めてくれただけあって楽しんで読めました。

育児をしている男性を中心に話が進んでいくあたりも私が共感しやすい内容だったのでしょう。

 

昨日読んだところでは、

主人公が「親という肩書きは重要じゃない」という考えに対して

理由を聞かれた場面が良かったです。

 

「だって、子どもを持てばさ、社会的にはそれで親になれちゃうんだよ。なるのは簡単って言ったらあれかもしれないけど、それだけじゃ肝心の中身がともなってないと思うんだ。本当は、子どものために何かをすることで初めて親になるわけで、逆を言えば、その行為によってしか親にはなれない気がするんだよ」

 

 

この「行為によって親になる」という表現がとてもいいなと思いました。

嫌われる勇気(アドラー心理学)に出てくる「愛を感情ではなく行為」と捉える考え方に似ています。

 

私もただ形上の親だけではなく、親らしい行為を積み重ねることによって親になっていきたいです。