〈子ども向けのプログラミングの本を読んでみました〉
嫁様もプログラミングに興味があるらしく、図書館で本を借りてきていたので、私も読ませてもらいました。
「子どもプログラミング」の方は
・プログラミングとはどういうものか、なぜ役立つのか、学校では何を学ぶのか
・プログラミングの仕事にはどんなものがあるか
・スクラッチなどを使ったプログラミングの体験方法
・プログラミング言語にはどんなものがあるか
・プログラミングでどんな力が身につくか
・プログラミングの学習方法
など、全般的なことがわかりやすく書かれていました。
進路指導で生徒に話しやすそうな内容もあり思っていたよりもよかったです。学習方法も参考になりました。
「12歳までに身につけたい」の方は漫画形式で
・プログラミングは社会でどのように利用されているか
・プログラミングの考え方
・スクラッチや、その他の子ども向けプログラミング体験ツールを使った体験の仕方
が書かれていました。
言語とか難しいことは省いて、プログラミングがどこで利用されているか、どんな考え方の基に作っていくのかが書かれていてわかりやすかったです。
特に「順次実行、繰り返し、条件分岐」という基本の三つの考え方と、プログラミングで身につく力を学べたのがよかったです。
「12歳までに身につけたい」というタイトルだけあって易しい内容なので生徒にも紹介しやすそうです。
私はプログラミング言語も学んでみたいのでもう少し難易度の高い学習もしていくつもりですが、
どちらの本も基本の考え方、身につく力、社会での利用が学べる点ではとてもよかったと思っています。
〈上司や同僚も多様性へのアンテナが高いと働きやすい〉
今日の嫁様と妹との会話の中で、「どんな上司や同僚が周囲にいると子育て世代が働きやすいか」という話が出ました。
私は、「上司も同僚も多様性へのアンテナが高い職場だと働きやすいだろう」と話しました。
具体的には「様々な事情を持った人が一緒に働いており、無理をできない人もいることがわかっていて、全員に課す必要がある業務内容については誰かが無理になる策が採用されない雰囲気がある」と働きやすいと思います。
例えば学校現場で考えると
・朝の登校時間帯の挨拶指導
・勤務時間開始前、登下校完了前の学習指導
・昼休み中の校舎巡回
・放課後の居残り指導
これらは単発であればまだマシですが(それでもアウトはアウトですが)、定常化するような仕組みが学校・学年で採られてしまうと大変です。
勤務時間内でできる仕事をきっちりして、定時前・定時後は子育てや介護やその他やるべきことがある人々にとって、とても持続可能な働き方ではなくなってしまい、誰にも優しくなく、長期的には効果的でもない策になってしまいます。
私は自分が参加する会議で検討されるなど、止められる機会がある時には「やめておきましょう」と声を上げるようにしてきたのですが、それがやりやすいかどうかも上司や同僚も多様性にアンテナが立っているかどうかに左右されてきます。
もちろん、今頑張れる状況にある人が力を注ぐことを認められることも必要です。ただ、全員課すものについては多様性へのアンテナが高い人が多い職場ほど、子育て世代も含めみんなが働きやすい職場になるだろうなと思いました。
〈姪っ子に毅然と接してみた時に感じたこと〉
今日は自分が意識的にするには初めて、姪っ子に毅然とした態度を意識して接してみました。
2歳過ぎの姪っ子は、
・長子であること
・私の両親(姪っ子が初孫)に、これでもかというくらい姪っ子用のおもちゃを与えられていること
などが影響してか、我が家に来たときに息子のおもちゃを独占してしまう傾向があります。
息子はチラシやタッパーなどでも楽しく遊べるので別にいいのですが、たまには「かわいそうに」と思うこともあります。
何より今日は姪っ子に対して
「親以外の大人からも、周囲の人と仲良く遊ぶための方法とか、自分が世界の中心ではなく、ままならないこともあることを教えてもらう機会があった方がいいだろうな。姪っ子だからと言って一緒に生活している大人である私が育てる意識を全然持たないのもよくないかな。」
と思ったので、叱るや怒るにならないように注意しながら毅然と接してみました。
「誰かと仲良く遊ぶためには、自分のものでないものは譲り合って一緒に使って遊ぶようにしないと上手くいかないんだよ。」
ということを伝えようとしたのですが、結局ギャンギャン泣かせてしまい、出産間近で眠そうな妹を出動させる羽目になりました。
この時の私の心境は
・出産間近の妹に心理的な負担をかけなかっただろうか
・どうしてもあるだろう「我が子のことが可愛い」がエゴとして出ていなかっただろうか
・自分の子ではない子を泣かれてまで育てようとするのって大変な労力と勇気がいるんだな
・叱るはしてないつもりだけど私の指導は良かったのかな
・嫁様や妹ならこんな時どんなふうに上手く伝えていたかな
などの考えが浮かんでいました。
自分が毅然とした態度で他人の子を育てようと接してみて、特に「自分の子ではない子を泣かれてまで育てようとするのって大変な労力と勇気がいるんだな」ということを痛感しました。
今後我が子を周囲の大人から教育してもらった時には、自分の教育方針と違うことがあっても、まずは「親への気遣いなどを超えてくれた勇気」と「我が子に注いでくれた労力」に感謝してお礼を言おうと決心した日でした。
「追記」
ブログを見てくれた嫁様とも姪っ子との対応についての話をしました。
やり方が最適だったかは別として、あの対応を取ろうとしたことはよかったんだと思えました。
姪っ子が帰った後に以下の動画の⑩「ひどいとは思うけど、そこまで傷つく?」のところを思い出していました。
姪っ子の行動がよくない行動だなと思いつつも躾けようとしないことは
・身近な大人として一緒に育てようという気が少ない
・息子のために仲介に入るのが面倒
といったずるい気持ちが隠れていたんだと思います。
今後一緒に育てていこうとすることで妹と衝突することもあるかも知れませんが、「色々な人に支えられて子には成長してほしい」という気持ちは共通項としてあると思います。
息子のためにも、姪っ子のためにも、身近な大人が一緒に育てようという意識を持って接していきたいと改めて思いました。
もちろんそれが通用するために
・普段から我が子にも毅然として伝えるべきことは伝える
・周囲の一緒に育ててくれる人に感謝する
・いざというときの言葉が伝わるように普段から信頼関係を築いておく
ことが必要です。
そして、今日の接し方はまずまずだったと思いますが、とりあえず次への改善点としては
「事前予告」をするようにてみます。
「この家にあるおもちゃは息子のだから、一緒に仲良く使ってね。」
「相手が使っているものを使いたい時は、使ってもいいか聞いて、いいよって言われたら借りるようにしようね。」
ということをおもちゃを出して貸すタイミングで伝えてみようと思います。
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