丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

日本経済再生計画としての働き方改革、男性の育休

いつも学ばせてもらっているyoutube大学でこちらの動画がアップされていました。

経済系の話もお金の勉強をするようになってから、また社会の変化を学ぶようになってから楽しく見れるようになっているので、こちらも見てみました。

 

youtu.be

 

見てびっくりです。私が普段発信したいこと、実践していることとともて共通する内容でした。

 

私の発信とリンクするのはブラックな労働環境の指摘と男性の育休の推進について語られているところです。

 

動画内で経済再生計画として以下のように話されています。

 

経済成長するかどうかは労働人口の比率によって決まってくる

労働人口比率の変化に合わせて人口ボーナス期の戦略から人口オーナス期の戦略に切り替えなければいけないがそこに日本は失敗している。人口オーナス期の戦略とは働ける人を増やすこと。つまり働けるけど労働環境が酷いために取りこぼしてしまっている女性や介護者の活躍と出生率を上げることで未来の働き手である子供を増やすこと。

失敗1:労働環境が悪いまま女性の社会進出を進めたこと

失敗2:労働環境が悪いまま男性の育児進出を進めたこと

どちらも労働環境という社会的な問題は置き去りにして、女性や男性個人に解決を求めたことが失敗。

日本の労働環境の改善が必要

しかし日本の労働基準法が整えられたのが最近な上に緩いので労働環境を社会全体として変えるのに十分ではない

労働基準法の改正が必要

法改正の歴史と経団連の壁と官邸の力の話

法を改正するには官邸を動かせばいい。官邸を動かすには内閣支持率が大事。

つまり国民が今の労働環境や法律に対して怒って声をあげえればいい。

経済再生をするには国民が声をあげ、官邸が動いて法律が変わり、法律を利用した企業が変わり、労働環境が改善されればいい。

 

という話の流れです。

 

労働環境の問題や男性の育休取得の必要性を取り上げてくれているあたり、普段の私の発信や、その原動力である私の願いと共通していてとても勇気をもらえました。

 

それが大きくは日本の経済を再生することにもつながると思うと余計に大きな意義を感じられます。

 

ぜひ、ブラック労働をしてしまっている教育関係者や、生徒や保護者にも見てほしい動画です。

 

 

以下は私の動画を見ながら感じたことのメモです。

 

・法律上残業できないようにされている教師はむしろ行動しやすい。法律さえちゃんと理解してうまく使えれば、ちゃんと労働環境は変えられる立場にいる。

そう考えると働きやすいし、子ども達のためにもそれをやらねば

 

・二人目の子どもをつくるかの判断に大きな影響を与えているのは男性が育児に参加しているか。やはり男性の育児への参加は重要。これからも推進していきたい。

 

・日本の男性は育児への参加率は高い。ただそもそも自由時間が少ない。

「ポストイクメンの男性育児」でも指摘されていた内容。動画でも言われているが、やはり働き方を変えることからやらねばならない。

 

・そして産後の女性の死因の大きなものは産後うつによる自殺。

これを心配したのが私が育休を取ろうと思った動機の一つ。

 

・多くの教師がこういう現状を知らない。また、ブラックな労働環境の中で働いている教師のもとで子どもたちが育っているから、知らないままの人が再生産されていってしまっている。

だからこそ、教師をしながらここに声を上げることの意義は大きい。頑張ろう。

 

#教師の働き方改革

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