「人生がときめく片づけの魔法2」を読みました。
「家事か地獄か」でおすすめされていたこんまりさんの代表作が2部作で、2つ同時に図書館で借りました。こちらは2冊目です。
前著が「まずは捨てるを終わらせるための本」であるとすれば、2作目は「ときめかないものを手放したあと、理想のおうちやときめく暮らしをどうやって実現するか」をテーマに書いた本です。
私自身持ち物は少ないほうだと思いますし、自分の持ち物や家のモノの定位置はほとんど決まっていますが、
ガジェット系のような特定のカテゴリーのモノに関しては用途のかぶるものを持っていることもあり、もやもやすることもあります。
それで時々自分の意識を高めるためにこういう本を読んでいます。
最初の方に書いてあった次の内容にかなり心が楽になりました。
「なんでもかんでも捨てるのではなく、ときめくものをきちんと残すことができて、初めて理想の暮らしを手に入れることができる。
自分がときめくと感じて残すと決めたものは誰がなんと言おうと堂々と取っておく。
たとえ残ったものが理想のものではなくても今持っているもの、目の前にあるものを大事に使っていくことで、なんでもないものも自分にとってはかけがえのないものに変えていくことができる。ものを大事にする事は、自分を大事にすることにつながる。」
以下、その他良かった部分を紹介します。
・片付けで大事なのは何を捨てるかではなく、どんなものに囲まれて生きたいのか
これはミニマリスト的でいい。選択と集中。何を強調するかが大事。
・片付けと掃除は別物。一緒にやってはいけない。まず片付けをしてそして掃除。
・自分が何にときめき、何にときめかないのかを知る一番のコツは同じカテゴリーのモノを比べてみること。
まだこれがやりきれていない、研ぎ澄まされていないだけかもしれない。もっとよく見つめ直そう。
・迷ったらとりあえず手放してしまうを繰り返すことで一生大切にしたいものに出会える力が上がっていく。
この力もモノを手放すときにはちゃんと理由を考えて磨いて行きたいところ。
・残すと決めたグレーゾーンのものは堂々と取っておいて大切にする。
まさに自分が読む前にもやもやしていたことに対して著者の考えが述べられたところです。
家事力を高めたい人、片付けを通して自分と向き合いたい人にいいんじゃないでしょうか。
#人生がときめく片づけの魔法2