丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

テスト返しで夏休みの進路系や学び方系の読書が生きました。

今日はテスト返しがありました。

意識したのは

・自分の点数を平均点より高いか低いかの判断の仕方(進路系の本より)

・テストの結果から学び方を分析する(学び方系の本より)

を伝えることです。

 

・自分の点数を平均点より高いか低いかの判断の仕方

子供たちは大抵平均点と比較して高いか低いかや、仲のいい友達と比較して高いか低いかで盛り上がります。しかしそれは、点数はとりあえず高ければ高いほどいいという、崩れてしまった学歴信仰に基づく考え方です。生徒たちには自分にとってその点数がどうなのかを判断できるようになってほしいです。

そこで、「将来どんな仕事について生きていくかはみんなバラバラ。当然この先行く高校もバラバラ。そしたら求められてくる点数もバラバラのはず。だから平均や友達と比べてどうかじゃなく、自分がどうやって生きていくかをスタートに目標点数を決めて、それに対してどうなのかを判断できるようにならなきゃいけないよ。」という話をしました。

まだまだ自分の生き方や将来つきたい仕事や行きたい高校は明確でなくても構いません。ただ、そういう考え方をしていかなければいけないことは知っておくべきだと思います。

 

・テストの結果から学び方を分析する

テストの見直しでは、内容はもちろんですが、学び方も振り返ってアップデートしてほしい旨を伝えました。

今回のテストの結果が十分だったなら、この夏や1学期のどの勉強の仕方が良かったのか分析してそれを今後も続ければ、次回も成果をあげられる確率が上がります。

今回のテストの結果が不十分だったなら、この夏や1学期の勉強の仕方のどこかを改善しなければいけません。

その繰り返しで学び方自体が上達していけば成長のスピードはどんどん上がります。

 

そういうことを話して、これもすぐにみんなができるようになるのは難しくても、そういう視点を持ちながら振り返れるようになるといいなとは思っています。

 

期待を込めて伝えたので、これからの成長が楽しみです。