丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

けテぶれの要素を取り入れてみる。エフォートレス思考の実験。

昨日は冬休み明けのテストがありました。

今日からテスト返しをします。

テスト返しではいつも

・テストの返却

・採点基準や指導しときたいことを伝えてから採点が間違ってないかチェックと訂正タイム

・それぞれの目標に合わせて仲間と協力しながら自分でできる問題を増やすことを求めて『学び合い』的な時間

という流れで行っています。

 

今回はこれにちょっとけテぶれの要素を入れてみようかと思ってます。けテぶれの本で出てくる大分析を彼らにしてもらうつもりです。そのための簡単なワークシートを用意したので、チェックと訂正が終わった後の『学び合い』的な時間中にそのワークシートにまず取り組むようにしてみます。

 

教師は子どもに沢山のことを強いることになるので、強いるからには自分が「これは彼らのためになる。強いる価値がある。」と心から思えることを強いたいです。

 

大分析用のシートと一緒に普段宿題としてワークを出した時の小分析用のシートも作ってみたので、これもやってみようか検討中です。

 

 

さて、テストの時はいつもぼやいてることですが、相変わらず勤務時間の中でテストの採点をするような時間は確保されません。今回は特に最後の時間に自分の教科のテストがあり、放課後は委員会があったので、完全に時間オーバーです。

 

それはもう仕方がないので、最近読み進めているエフォートレス思考に書いてあることを実践してみようかと思い立ちました。

 

本では「仕事と楽しいを組み合わせる」ということが紹介されています。これをするために、職員室に残って採点をするのではなく、スキャンを取ってから持ち帰って家で採点することにしました。


定時で帰ってきて、嫁様と一緒に夕飯を食べて、一緒に運動をして(最近のこの時間が好きです)、息子をお風呂に入れて、嫁様が息子を寝かしつけてくれてた時間から採点開始です。

広い机で、他に仕事が入ってくることもない状況でできますし、疲れたら嫁様に話しかければ会話しながらすることができます。

「どうせやらなければいけないなら楽しくできないか?」という発想はなかなか良さそうです。

 

ただ、もちろんセキュリティ面での問題があります。働き方としてもこれが良いことだとは思ってません。何とか勤務時間の中で採点もできるような配慮がされないものでしょうか。

 

テストの日は午前中までにして、午後は子どもは帰し先生は採点の時間とかにできたらいいです。私の通ってた高校はそうだったと思うのですが、中学校ではそれがされてないのは何ででしょうかね?