丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

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男性向けの子育て支援の場の不足問題

 

男性向けの子育て支援の場の不足問題


昨日は嫁様と娘の二人で子育て支援室にいき、私は家事をしていました。

帰ってきた嫁様に

「二人で行くのもいいけど、一人で子育て支援室に行く方が気楽なこともある。」

と言われました。

プチショックを受けながらも話を聞いてると「なるほどな。」と思うことも多いです。

 

一人の方が気楽な理由として、

一つには、二人でいくと「旦那さんが育休をとっている女性」として見られ、それが少し気を張るそうです。

 

確かに周りにそういう人はいないので、ママさんたちといても「同じ状況にいる仲間」というよりは「少し違う立場の人」という感覚になってしまうんでしょうかね。

私にはわからない部分ですが、嫁様が気を張ってしまうのであれば問題です。

 

 

もう一つは、周りのママさんも男性が混ざっていると少なからず気を遣うため、その場に多少なりとも緊張感が生まれてしまうということです。

 

確かにいくら私も子育ての時間を同じくらい過ごしているとはいえ、女性の体に起きる特有の悩みや授乳の悩みなんかはわかりません。

「旦那さんが家事育児してくれなくて大変なんです〜。」みたいな愚痴も言いづらくなってしまうでしょう。私自身はあまり該当しないので気にしていなくてもママさんたちからしたらそれは分からないので。

 

私も女性ばかりの子育て支援室に出向くのは別に気楽ではありませんが、

「男性が育休をとり普通に家事育児をしている姿を広めていきたい。」という大義のほうが勝るため行けていました。そこでの会話で学びや支援になることも多かったです。

 

男性も女性も一緒に子育てに関して話せる場や支援の場もあったらいいとは思いますが、同性だけで語り合える場もあったらいいことは理解できます。

 

ということで、渋々ですが子育て支援室に一緒に出向く機会を少し減らすことになりそうです。

 

しかしそうなってくると、男性には子育て支援の場が不足していると改めて思います。

「ポストイクメンの男性育児」でもその点が指摘されていました。

 

基本的に子育て支援の場は現状女性ばかりですから、私と違ってそれが理由で出向きづらいという男性は多いでしょう。実際に子育てをしているメインプレーヤーが女性である今は致し方ないことですが。

 

この辺りは男性も普通に家事育児をするようになれば自然と増えていくのでしょう。

早くそういう場が増えて欲しいです。息子が父になるような年齢になる頃には少しでもそうなっているように今私が頑張ります。

 

 

「学級通信は管理職・生徒・保護者が見てくれる発信の場」と捉えたら一気にモチベーションが上がった話


昨日、石川の『学び合い』の会のFacebook上で他の先生とお話しさせてもらいました。

私にはない強みを持ってらっしゃってとても励みになります。

昨日印象に残ったのは

・何かに応募することのメリット
(その先生は自分の実践をまとめて助成金を出してくれる企業に応募しているそうです。)
・プログラミングの面白さ
・『学び合い』をする上でも良い効果のある学級通信のこと
などのお話です。
 
特に
「学級通信は管理職・生徒・保護者が見てくれる発信の場」だからめっちゃ効果が高くてやりたいことがやりやすくなりますよ!
という表現は私にドンピシャにハマり「育休復帰後はやってみたい!」と思いました。
 
そう言われると発信することやコツコツ続けることは得意な方なので、向いているかもしれません。
オンライン上での発信も今関わっている学校以外の人にも見てもらえる良さがありますが、学級通信は管理職には絶対目を通してもらえて考えていることや学んでいることが伝わるし、生徒や保護者にも高確率で見てもらえる発信媒体というのはかなり美味しいものだと初めて気づきました。
 
恥ずかしながらこれまではそれなりの教育効果は認めつつも、時間も労力もかかるので、「定時退勤」を優先し「エッセンシャル思考」を盾に自分の中で切り捨てていた分野でした。
 
今回は、「いや、得意かもしれないぞ。しかも思っていた以上に効果も高そうだ。」となったので、育休中にトピックをストックして育休明けには久々にやってみようと思います。
 
ありがたい学びをいただけました。
 
 
#男性の育休
#男性の子育て支援
#学級通信