新聞に掲載されていた部活動の地域移行の記事を読みました。
新聞の見開き2ページのうち3分の2ほどの紙面が使われていて、注目されるようになってきたんだなと思いました。
いくつかの先行して進めている地域が取り上げられていましたが、どこも課題はだいたい
「人材不足」と「お金不足」
のようです。
ま、そりゃそうですよね。
そこをなーなーにしてきたしわ寄せが
給特法による定額働かせ放題の教師に来て、
死ぬ人まで出てようやく問題が見える化してきたんですし。
「みんなで頭ひねってそこをちゃんとしましょうよ。」って話です。
記事を読んで私が感じたことや私なりの解決の方向性について書いてみます。
指導者に支払うお金が足りない
「地域移行の指導者の財源を話し合う前に、今指導してくれている先生たちにまずちゃんとお金払おうよ。」と思います。
価値があって必要なことだと考えているならば、かけるべきお金をしっかりかけましょう。
お金さえ払われればどれだけ働かされてもいいってわけでもありませんが。
お金があれば人を増やすこともやりやすくなってきます。
一貫した指導が必要なのか
学校の部活動と地域のクラブチームで一貫した指導をしようとすると余計に仕事が増えてしまって上手く行かなかったという事例を読みました。
所属している子どもが重なっているとはいえ別の団体になるわけなので一貫した指導にこだわる必要はないのではないかと考えます。
部活動に外部コーチに来てもらうという手法だったらそれも必要かもしれませんが、それだと結局学校から地域に移行したことにはなりません。
部活の下請けでは魅力に欠ける
学校の部活動の下請けのような捉えられ方だと、指導者確保のときに動機づけが弱くなってしまってなかなか集まらないようです。
部活動と同じようなものを作らなくて良い考えます。
活動目的も活動量も学校の部活動とは違ったものが出てくれば、部活動を維持するほどの負担よりももっと小さい負担ですみます。
具体的には参加する大会数を減らしたり、規模の小さい大会までに絞ったり、練習日数や時間を減らしたりすれば良いんです。
目的が大会で勝つことや技能の向上よりも健康や楽しむためであれば、色々な在り方があると思います。
人口減少社会に合わせたやり方
そもそも子どもの数も動ける大人の数も減っていく人口減少社会において、これまでと同じようなものを何とか維持しようとすることに無理があります。
人が減っていく中で豊かに生きていく方法を模索しなければなりません。
そこにはこれまで良しとされてきたものとはまた違ったあり方を目指す発想の転換が必要です。
やりたいこととお金の関係
最近「夢と金」を読んだ影響もあってやりたいことをやるためにはやはりお金の勉強をしっかりしないといけないんだなという視点を持てています。
公の団体も私の団体も、それぞれお金の集め方や使い方がうまくなっていけばもう少し解決しやすくなっていくのかもしれません。
クラウドファンディングやオンラインサロンやNFTに学べることは多そうです。
みんなでお金の勉強をもっとしていきましょう。
#部活動の地域移行
#教師の働き方改革