丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

学級編成の時に感じること

今年もそろそろ学級編成の時期がやってきます。

今まで経験してきた学級編成の中で考えたことを残しておきます。

 

①あまりに強い仲良しは話した方がいいのではないか?

2人組などのあまりにいつも一緒にいるような強い仲良しは別々のクラスにした方が良いのではないかと私は考えています。同じクラスにしてしまうと次の年もそのペアでいる時間が長くなってしまい、生徒が多数で多様な人と関わる機会を奪ってしまうと思うからです。学校は大人になる練習をするための場所です。そして働く前に多数で多様な人と協力する術を身に付け仲間を作る場所です。であるならば、多少ストレスがあってもいろいろな人と関わる機会をあげたいと思っています。

 

②部活は学級編成にも影響が大きい

基本的に次年度のどのクラスにも前年度のクラスの数名は入るように配慮して新しい学級を作ると思うのですが、なるべく部活動が同じ人が誰もいないという状況も避けることが多いように感じます。私は前年度の同じクラスの人か、同じ部活動の人かどちらかがいればそれで充分だと思っているのですが、このどちらも配慮すると言うこともあります。

これも先の考え方と同様で、多様な人との関わりを持つ機会を減らしてしまう要因になるのではないかと思うので、教師側の配慮が強すぎるのも気をつけなければいけないなと感じています。

あとは個人的に、こんなところにも部活動の影響ってあるんだなーと思います。

学校から切り離し、社会体育にしていきたいと考えている身としては、学校文化に根深く浸透している部活動というもののその根の深さを改めて感じた気がしました。

 

 

 

皆さんの学校では学級編成の時にどんなことを配慮されていますか?