通知表渡しで「子どもが勉強にやる気を出してくれない。ながら勉強していて集中できていない。」などのお話を聞いたので、こちらも学級文庫に置いてあったものを引っ張り出してきて読み返してみました。
https://www.amazon.co.jp/自分を操る超集中力-メンタリストDaiGo/dp/4761271760/ref=mp_s_a_1_1?dchild=1&keywords=超集中力&qid=1627534784&sr=8-1
・やる気が出ない、集中力が続かない生徒の皆さん
・夏休みに自分でリズムを作りながら集中して仕事を進めたい自分
にとって有益な情報がたくさん載っています。
1章は
「集中力の仕組みや鍛え方」
「集中力を続けるためには長時間続けるのではなく細切れにすること」
「疲れは脳でコントロールできる」ことが書かれています。
2章は集中力を高める7つのコツ
3章は疲れをリセットする方法
4章は集中力をつくる時間の使い方
という感じの内容です。
私が既にできていて嬉しくなったのは
・集中と休憩を25分と5分のサイクルで繰り返すポモドーロテクニック
・さらに90分と20分のサイクルで繰り返すウルトラディアンリズム(ポモドーロテクニックの3セット目が終わった時の休憩を長めに取るようにしています。)
・机上の整理で集中力を奪うものを排除する
・集中力を回復する昼寝(パワーナップ)
・休憩のタイミングでの深呼吸・瞑想
です。一度読んだことがあって実践しようとしていたこともあって結構やってることも多かったです。
今回読んで私が改めて意識してやりたいと思ったことが3つあります。
・場所を変える
私は家で集中するのが苦手です。大学受験の時も休日も学校の学習室や図書館によく行ってました。最近も家で読書しようとしてもダラけてしまうことが多々あったので、思い切って図書館やカフェやフードコートなどにいくのもいいなと思いました。
・姿勢を意識する
集中力を維持するには姿勢も大事です。座り姿勢もいわゆる学校で教えられるようないい姿勢には集中力を持続させる効果があります。ただもっといいのは立ちながら勉強したり仕事したりすることらしいです。自然に背筋が伸びたり、ふくらはぎの筋肉を使うことで血流が良くなるとか。家や学校でもスタンディングでやってみます。
・休憩で運動をする
休憩で瞑想なんかは結構やってましたが、暑いこともあってあまり歩いたりはしていませんでした。ストレッチや散歩を取り入れていこうと思います。
生徒たちにおすすめしたいテクニックも3つ紹介します。
夏休みは学校の授業がなく自分で学習のリズムをコントロールできます。そこでポモドーロテクニックを試して欲しいです。キッチンタイマーやスマホ、タブレットなどのタイマーがあれば簡単にできます。やり方は25分集中して5分休憩する。25分はその時間にやると決めた1つのことに絞ってやる。という感じです。ネットで調べてもやり方は出てきます。
・休憩時間の使い方
ポモドーロテクニックの合間の5分の休憩の使い方を気にして欲しいです。休憩だからといってスマホや漫画やゲームに手を出したらそもそも脳は休まりませんし、やめられなくなって時間がどんどん奪われてしまいます。あれらは中毒性、依存性が高いです。戦おうとしても勝てないので戦わずに済む環境を自分で作り上げてしまうのが得策です。
休憩時間には深呼吸や水を飲むことや散歩・ストレッチなどの軽い運動や仮眠や目を休めることなどがいいと書かれています。
・机上の整理と色
机の上にやること以外のものが置いてあると無意識にも集中力は持っていかれます。関係のないものは片付けて綺麗な状態でやりましょう。学校でよく言われていることですよね。特にスマホやゲームやマンガがあると集中力の観点からは最悪です。あれらと戦うのを避けましょう。
ちなみに机の上に鏡を置くと集中力は高まるそうです。自分のものであれ、視線があると緊張して頑張れるみたいですね。カフェや図書館や学習室だと頑張れるのと同じ仕組みです。
それから色は水色(青系)が集中力の維持にはいいそうです。机の周りに置くものや筆記用具の色なんかにも工夫してみたら楽しいかもしれません。
けテぶれの本を紹介しますといっておきながらあれは少し本腰を入れて勉強しなおしたかったので、通知表渡しの合間に読んでいた2冊を先にブログで紹介することになりました。
落ち着いたので、次こそ「けテぶれ」の勉強を再開しようと思います。
読書数3、生徒向けの発信3としておきます。