『学び合い』関連の評価に関する本を読んでから、今で言う「関心・意欲・態度」、次から「学びに向かう力、人間性等」となる観点については自己評価を書いてもらっています。
分野の目標を学習指導要領から抜粋して載せ、あとは自由記述の欄を設けるというシンプルなものです。
今は中学理科の大きな分野ごとに書いてもらっています。生命分野、地球分野、物質分野、エネルギー分野の年間で4回分になります。(この頻度が適切かは自信がありませんが)
自己評価を見ると、生徒が授業でも授業外でも頑張っている様子がよく見えます。
私語をしたり寝てしまったりしている生徒でも、参加しようと頑張っていること。自分なりに集中が続かないのを自覚しているので、授業の中でもポモドーロテクニック的なことを自分で試してみるようです。
班のメンバーでうまく協力できてないこともあったけど頑張って実験しようとしていたこと。
家庭学習や塾での勉強でも頑張っていたこと。
そういうのものが見えて嬉しいですし、やはり挙手や提出物やその場の見た目だけでは測り切れないなと感じました。そして私の力不足も感じます。
それでも、生徒たちの学びに向かう力を見るには良い評価方法だと思います。