丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

自己評価書いてもらうと授業中見えてないものがよく見える。

『学び合い』関連の評価に関する本を読んでから、今で言う「関心・意欲・態度」、次から「学びに向かう力、人間性等」となる観点については自己評価を書いてもらっています。

 

分野の目標を学習指導要領から抜粋して載せ、あとは自由記述の欄を設けるというシンプルなものです。

 

今は中学理科の大きな分野ごとに書いてもらっています。生命分野、地球分野、物質分野、エネルギー分野の年間で4回分になります。(この頻度が適切かは自信がありませんが)

 

自己評価を見ると、生徒が授業でも授業外でも頑張っている様子がよく見えます。

私語をしたり寝てしまったりしている生徒でも、参加しようと頑張っていること。自分なりに集中が続かないのを自覚しているので、授業の中でもポモドーロテクニック的なことを自分で試してみるようです。

 

班のメンバーでうまく協力できてないこともあったけど頑張って実験しようとしていたこと。

 

家庭学習や塾での勉強でも頑張っていたこと。

 

そういうのものが見えて嬉しいですし、やはり挙手や提出物やその場の見た目だけでは測り切れないなと感じました。そして私の力不足も感じます。

 

それでも、生徒たちの学びに向かう力を見るには良い評価方法だと思います。