以前「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」という本を読みましたが、今日「ああ、こういうとなのかな」と実感したことがありました。
https://www.amazon.co.jp/AI-vs-教科書が読めない子どもたち-新井-紀子-ebook/dp/B0791XCYQG/ref=mp_s_a_1_1?dchild=1&keywords=教科書が読めない子どもたち&qid=1626336107&sprefix=教科書が読めない&sr=8-1
例えば、教科書の実験の操作方法でこのような場面があります。
これを読んだら多くの大人なら、2本のうち一本に火のついた線香を入れ、もう一本に石灰水を入れると思います。
しかし、いくつかの班では火のついた線香を入れた後に、同じ試験管に石灰水を入れていました。
教科書の文章を読んでもそのことが理解できていない。きっとテストの問題文とかでも同じようなことがたくさん起こっているのだと思います。
もう一度本を読み直してどのような指導が効果的なのか勉強したほうがいいだろうか。
少なくともこのことを自覚して、出来るだけ生徒を鍛えられるような授業をしたほうが良さそうです。これからも細かく説明しすぎるのではなく、ちゃんと教科書を読んで実験できるようにすることを求めていきたいと思います。