今日の授業で生徒ただを見ていて素敵だな、面白いなと思ったことを書いていきます。
まずはトランザクティブメモリーについて。
言葉は他の方のブログを見たりして知ってはいましたが、授業の中で意識した事はあまりありませんでした。今日は生徒の「それならあの班に行けばわかるんじゃない」という言葉を聞いて「あーこれがトランザクティブメモリーってやつか。こういうのを使いこなせるのが生き残っていくためには大事なんだなぁ」と改めて実感しとても面白く感じました。
次に出来物が気になるAくん。
普段からなかなか授業に集中できないことがある彼ですが、今日もなかなか身が入っていない様子でした。たまに近づいて見ていると珍しく向こうから声をかけてきて「先生これって大丈夫ですかね」と首にできたできものを見せてきました。「今日乗ってなかったのはこれが原因か」とあっけにとられていたのと同時に越後『学び合い』の会で高橋さんがおっしゃっていた、本当に小さいくだらそうなことも含めて色々な理由で子供達が授業に集中できないことがあるということを思い出しました。見ようとしないと見えない事だと思うので、今日は見つけられて良かったです。それが見られるだけで優しく接することができました。
最後に、班の選択とやる気について。
今日『学び合い』の授業をした二つのクラスで、「実験班は座席の通りにするのと自分たちで決めてやるのとどっちが良いと思う?」ということを聞いてみました。「私として全員達成のために頑張れるならどちらでもこだわりはないんだけど」と伝えると、片方のクラスでは自分たちで決めた班でもできますとのことだったので任せてみました。2クラスとも同じ内容の授業でしたが、自分たちで班を選んだクラスの方が積極的に他の班との交流も行っているように見えました。「自分で選ぶ」という事はやる気につながってくるんだなぁと感じました。