モンテッソーリ教師あきえさんの本を読み終わりました。
色々な具体的場面での子どもへのかかわりが書かれていて参考になりました。
最初や最後に基本的な考え方は載っていますし、たしかに各事例を見ていくうちに「あ~大事なポイントはここね」とだいたい見えてきて面白かったです。
最後に乗っていた子どもへのかかわりポイントまとめは
①尊重、受容と共感
②叱るのではなくどうすればいいのか具体的に伝える
③大人がモデル
④一貫した制限
⑤褒めるではなく認める
です。
普段の教育でも意識していることなので、再度確認になりました。子育てにもそのまま転用できると確信できたのも良かったです。
意識してるのと継続的に実行できるのはまだ違いますしそこが難しいのですが。面白さでもありますね。
最後の章にも根っこにある考え方が書かれていました。
・「個」育ちに必要なのは空間、人間、時間、プラス余白
・比べること自体を無理にやめようとしない。比べたことで抱いた感情を反映させないことにフォーカス(これは仏教)
・大人も子どももみんな違ってみんないい。ありのままを愛される経験をが大事。
・大人が「生きる」ことを楽しむことが子どもの未来の希望になる。
・子どもと一緒に大人も「今」に心と体を合わせてみる。
・無条件の信頼
こんな感じのことが書かれていましたが、読んでいてこれまで学んできた仏教やアドラー心理学などととても近いなと感じました。
もともと好きな考え方なので、これからの子育てや教育でも取り入れて行きます。