3月に入りました。
自分が部活動の顧問を断れた頃から、この時期に同じように悩んで情報収集している人向けに部活動顧問の断り方を発信するようにしています。
12月末に「部活動顧問の断り方」というドンピシャな本も出ましたので、本当言うとこちらのほうがおすすめです。私も体験談を採用してもらえました。より確かな情報がほしい方は少しのお金を出して本も購入してみてください。
下のは1年前の私のブログの記事です。2年前、初めてちゃんと部活動顧問を断ったときのことと、1年前に断ったときのことが書いてあります。上記の本でも体験談として採用してもらった記事を含みます。
今年度の状況をここに付け加えようと思います。
今年度は4月〜9月まで半年の育休を取得し、10月からの仕事復帰でした。
9月の末頃に校長より電話にて顧問のお願いがありました。
基本的には2年前からと同じようにお断りしたのですが、昨年度の「勤務時間内はどうなのか」ということに備え自分の記事で復習をして臨みました。
過去記事で次年度の自分に向けて以下のように書きました。
”例え勤務時間内であっても部活動顧問としての仕事の命令は断れそうです。我々には「勤務時間内は教育課程に定められた教育活動に専念する義務」があります。そして、管理職もそれを阻害するような命令はできません。部活動は教育課程外の活動にあたるので、「例え勤務時間中でも私は教育課程の活動に専念しなければならないのでできません。」と伝えれば詰むかと思います。”
このことを校長に伝えてみたら、その電話で結論を下すのは避けられ、それ以降校長から私に部活動顧問のお願いの話があることはありませんでした。
結果、今年度は部活動の顧問を再び完全に断れました。
ぜひ、参考にしてみてください。
今年も幸せなことに育休を取得して息子の成長を嫁様とじっくりと見守ったり、第二子を授かることができました。4月が予定日なので、来年度も部活動顧問のお断りをし、育休も取得して教師としての幸せな人生を体現するつもりです。
部活動の指導が好きで頑張っておられる方がいらっしゃるのも百も承知ですが、それで苦しんでいる人がいたり、好きな人でも苦しんでいる部分があるのも事実です。
この状況は全員に強制されるべきものではなく、選択できるべきだと考えています。
そして、教師として幸せな人生を送り、それを生徒に大人のモデルとして見せていくことは大変意義のあることです。それが実現できる人が一人でも増えてくれると嬉しく思いこの内容を発信し続けています。
読んだ人の参考になれば幸いです。
最近は、「情報を知るだけでは行動に移すまでの勇気がわかない!」という人の力にもっとなれないかと考えています。
そんな方がいらっしゃったら、3〜4月だけでも直接連絡を取り合って相談に乗りながら伴走者として一緒に頑張ってみたいです。
もしよろしければ、ブログやTwitter、Facebookなどでご連絡ください。
一緒に家庭も生徒も大事にできる幸せな教師を目指しましょう。