今日学校に行ったら、この週末の練習試合の結果の話や、ゴールデンウィークの部活の練習試合などの話が色々なところで出ていました。
「あーそういう時期だな〜」と思いました。
教師のゴールデンウィークは練習・練習試合・春季大会でかなりの日数が占めています。
なかなかちゃんと休んでいる人なんていないんではないでしょうか?
私も1学期の5〜7月は練習や遠征や大会で忙しかったなーと思い出しました。
ゴールデンウィークはよく1日練習をしていました。部活の練習場に昔宿泊にも利用されていた施設があったという特殊な事情もあり、ガスボンベを借りてきて、前日に業務スーパーで大量に食材を買い、カレーや豚汁など60人くらいの生徒の昼食を作っていたりもしました。
それはそれで楽しかったです。沢山練習すれば生徒の成長は見られますし、時間をかけて育てた分だけ情も湧きます。生活力や礼儀を身に付けさせたり、そりゃあ授業だけではできない経験をさせられるでしょう。時間に縛られたりカリキュラムがないですから自由で楽しいです。そちらに楽しみを見出し、授業でそこまでの楽しみは見出せず、部活にハマる教師も多いわけです。
5〜7月は、持っていた部がマイナースポーツだったこともあり、経験を積むために遠征にもよく行っていました。
週末は仕事をしたり授業準備をストックできるチャンスであるのに、それが遠征のある週末はできないことで次の日の集合も早いのに金曜日に遅くまで残ったり、遠征先のホテルで深夜まで授業の指導案を考えたりして、今から考えたらかなり無理をしていました。
遠征も礼儀、時間、食事など様々なことを経験させれる楽しさもありました。
でも、楽しさが大きいからと言って、やっぱり思ったのは「これはいつまでもはできないな。これは教師の仕事の範疇ではないな。」ということでした。どう考えても持続可能ではないし、後輩となる教師にもあまりさせたい経験ではないと思いました。
今は、その楽しさは諦めることで、教育で社会を良くしていこうという楽しみや、家族と時間を過ごす幸せを得られています。
私はあの頃とはだいぶん働き方が変わりましたが、多くの教師の方々は今でもそんな働き方をしています。
同僚の先生方がお身体を壊されないことを願います。