丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

生徒からの部活の相談で考えたこと

部活動にあまり行きたくないという相談をされました。ちょくちょくそういう相談は上がってきます。

どう対応したものかと思うのですが、基本的には以下のような感じです。

①本当に辛いのであればやめることもできるし、やめてもあなたの価値が変わるわけではない、と会うことを伝える。

 

②その上で、部活動に入った目的や理由を聞いてみる。

 

③また、今何が原因で行きたくないと思うのか一緒にしっかり考えてみる。競技自体に楽しみを感じられなくなったのか、人間関係なのか。

 

私の考えとしては、別に辞めても構わないと思っています。もともと週5日の活動日数というのはよほどやる気のある人でない限り多過ぎです。自分の目的に合わないのであれば辞めたら良いと思います。辞めた時にちょうどいい活動日数の別のクラブがあるかというのが課題にはなりますが。そもそも生徒にも多様な選択肢がないと部活はやめるという選択も取りづらいと思うので。

今回のケースはクラブにも所属しているようなので、本人と部活動が合わなそうであればやはり私はやめる選択肢も進めると思います。

 

意外だったのは、周りの先生にも相談してみたところ、合わないなら辞めたらいいのにと考えている先生もいるということです。

生徒指導的な面や部活動はやるものという考え方から「簡単に辞めさせちゃいかん!」という考えの方が多いのかと思っているのでたまたま話しかけたお二方がそうではないことが意外でした。

 

まぁ、やりたくない生徒に無理にやらせようとしてもうまくいかなかったり、それはそれで生徒指導的な問題を起こしたりというのは私も経験があるので、それくらいなら辞めてくれたらいいのにと思う先生方がいる気持ちも分かります。

 

嫌なすれ違いだな〜と感じています。