〈「自律する子の育て方」より〉
育児と家事の合間にゆっくりとですが読み進めています。
今日読んだところで考えたことを書きます。
・指導するときには心理的安全性の確保が重要。
ここでも「叱る依存がとまらない」など叱る系の本に共通する内容が出てきました。叱られた人の中では「戦うか逃げるか」の反応が起こるので叱る側が期待するような学習には繋がりにくい。伝えたいことが伝わるようにするためにはまずは心理的安全性の確保が必要とのことです。
これまでも叱るという手段はほとんど取らずに教育をしてきたつもりですが、復帰後はより一層叱るを手放して他の手段でアプローチする思考ができそうです。
・不要なストレスを除きつつ、少しずつストレスの経験を積ませることが心理的安全を子ども自らが作る能力を育てる。
心理的安全性が大事だからストレスをただ取り除いてあげれば良いのかというとそうではない。実際の社会に出たらストレスはあるものだし、一定のストレスは必ずあるものなので、自分でストレスとうまく付き合っていく方法を身につけてもらわなければならない。
そこで、スタンスとしては今の教育現場で存在している不要なストレスは排除しつつ、失敗などを通して少しずつストレスを経験させていくことが必要。
ただ否定されずにストレスのない状態を作るだけではなく、その中で挑戦して失敗する経験が必要なんだろうなと思いました。自由にさせるところと求めるべきことを求めることのバランスが難しいと感じていますが、ちゃんと求めるべきことは求めて良いんだと改めて思えた一節でした。
〈今日の息子の可愛い場面〉
前にも書いたかも知れませんが、今日も息子の可愛い仕草を紹介です。
買い物などで出かけて車を降りる際、チャイルドシートのベルトを外すとこちらに手を伸ばしてくる息子が可愛いです。
服を着たり脱いだりするときに手を自分で動かすのしかり、チャイルドシートから降露してもらうときに手を伸ばしてくるのしかり、この場面ではこうするというのが少しずつ学習してきているのかなと感じる場面が最近多いです。
もともと人の成長を助けるのが好きで教師という職を選びましたが、我が子の成長を見るのは尚更楽しいですね。