自分と家族と生徒達の幸せを考え、教育で社会を良くすることを目指す教師のブログ

『学び合い』の考え方を軸にした教育、アドラー心理学、部活動の社会体育化、教師の働き方改革、仕事と育児、お金の教育、人生100年・society5.0時代の進路指導を切り口に、自分と家族と生徒達の幸せを考え、教育を通して社会をよくしていくことを目指して発信しています。

どんな生徒に育てたいのか。生徒とsociety5.0の話。

昨日、休み時間までワークをしている生徒がいて(普段そんなことはあまりしないような子達)どうしたのかなと思ってたら、どうやら怒ると怖い先生の授業でワークの提出締め切りがあったようです。

必死になってワークの答えを写していました。ワークの答えを丸写しする生徒が量産されているのを見てまた悲しくなりました。

 

提出期限をこまめに設け、提出しない生徒に怒ったり残したりすれば形の上では出すようになるでしょう。しかし見た目の上では出していても丸写ししたものなので生徒の力にはなりませんし、自立した学習者という学校が目指す目標とも違う方向性になってると思います。計画的に学習する力も子供達が計画を立ててるのではなく先生が提出の計画を立てているだけなので子供達に計画を立てる力は身につきません。主体的になっているのは一体誰なのか。それでも、とりあえず締め切りに間に合わせようとする力はつくでしょうが。

 

私のように細かな提出期限を設けず任せても、みんなが計画的に主体的に勉強するかと言われれば、やらない生徒はやりません。そういう生徒には力はつきませんし、「それなら同じじゃないか。せめて丸写しでもやらせたほうがいいのではないか。」とも考えられるでしょう。

ただ私は自分で計画を立てて勉強する自立した学習者になる機会を奪いたくないのと、手を抜く、やらないという選択であったとしても、せめて自分で選択させたいのです。

それが彼らの自立には欠かせないと信じています。

 

大人都合や安心感のために形の上で整えることを重視するのではなく、「どんな生徒に育てたいのか」「この指導の方法で本当に身についてほしい力がつくのか。」という目的思考を忘れないようにしたいです。

 

 

総合の進路学習の時間では10年後の社会をテーマに、「society5.0」などのキーワードを紹介しました。私自身が一言で説明できるほど理解しきってるわけじゃないのと、時間が限られていたので、軽く紹介して自分達で調べてみるくらいにしました。ただこういうところも切り口にして将来について考えてくれる生徒が増えてたら嬉しいなと思います。そういう生徒達とたくさん議論ができたらいいな。