今日は我が子の出産予定日です。
現時点で陣痛は来ていないので、今日が誕生日になることはなさそうです。
嫁様と「今日産まれたら空の日だし、秋晴れで澄み切った青空の日だし名前を空にするかね。」とか話していました。「秋」もいいな。
今日は出産を促す行動を嫁様が調べてくれたのでそれを一緒にやって過ごしました。
散歩は朝と夕方の2回30分ずつしましたし、焼肉とオロナミンCを食すと産まれるというジンクスがあるらしいので焼肉も食べてきました。産まれたらしばらく二人で外食はできないでしょうし、いけて良かったです。
合間には「お探し物は図書室まで」を読みました。
お探し物は図書室まで | 美智子, 青山 |本 | 通販 | Amazon
生きがいや働きがいや夢で悩んでいる人たち5人の短編の物語で、働いている大人はもちろん、中学生も読みやすい内容だと思います。
司書の小町さんという方に本のおすすめを聞いた時に、必ず一冊注文とは関係なさそうなタイトルの本が混ざってるのですが、その本から気づきを得て状況が好転していきます。
この小町さんの選書能力もすごい(AIに負けずにこれからの時代必要とされる人はこういうことができる人だと思います。)ですが、「本は、作り手のねらいとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐付けてその人だけの何かを得る。」とこまちさんが言っていたのが素敵でした。
自分が社会の流れの一部になっていることへの喜びが表現されていたり、パラレルキャリアの視点があったのが私のアンテナには特にひっかりました。
読んだ人がそれぞれにひっかかるものがあると思います。そんな楽しみ方ができる本で、おすすめです。