昨日の記事で、教師の仕事は「ここまでやれば終わり!」という感覚を持ちづらい職業だと書きました。それだけだとやはり教師の仕事は大変だというイメージが強く伝わり過ぎてしまうと思ったので、追記しておこうと思います。
もちろん、仕事量に際限をつけづらいのは良くない部分ではあります。それに加えて、部活動など制度的に勤務時間で仕事が終わらない仕組みが作られてしまっているので、確かに教師の仕事でワークライフバランスを保つのは他の職業よりも難しいのは間違いないです。
しかし、自分の努力でそれができないわけではありません。むしろそこをクリアできれば、もともとこれほどやりがいを感じやすかったり、自分の工夫や裁量を仕事に反映させやすい職業もそう多くはないと思うので、とても魅力的な職業に化けると思います。
個々人の教師の努力によって魅力を引き上げるためにやりたいことは次の点です。
・ここまでやれば終わり!が見えにくいからこそ、自分でその線を引き、コントロールする力をつける。なんなら時間になったら諦めてその範囲でできることで乗り切り、できない分は学年主任や管理職にできませんと相談するのでいい。事前にその量だとできないと思うのでこんな感じにやりませんかと提案できるようになるとなおよし。
・人によって難易度は上がるし、やりたい人がやるのまでは止めませんが、部活動の顧問をお断りする。
この2つが教師の労働環境をよくして、教師の再魅力化を進めていくためにかなり強力な方法だと思います。これができれば急にホワイトに、そして面白くなって来ます。
私は決して一つ一つの仕事をこなすスピードが速いわけではないですが、原則定時に帰り、健康で元気な状態で生徒の前に立ち続けられているコツなので、おすすめです。
強調しておきますが、教師の仕事は面白いし、働くって楽しいですよ。
生徒の皆さんにもそういう働き方ができるようになって欲しいです。そのためにもこれからも率先垂範で姿を見せ続けていきます。