最近読書が面白くなく感じている原因を考えてみました。
そこで考えたのは「さる先生みたいに、学んだことをいかに普段の授業などに繋げるかが大事なのに、それをしていないから」ということです。
アート思考の本を読んでどんな考え方が必要になってくるかとか、社会がどう変わってくるかという本はそれなりに読んできたつもりです。
しかし、そのことを毎日の授業にどう繋げるかという点では私はあまり思考できていなかったように思います。もっと普段の具体的な行動に落とし込み、学んだことを生かしてみたり挑戦したりしないと、つまらなく感じるのも当然です。
そもそも仕事系の本が面白く感じていたのは学んだことを仕事に生かせていたからでした。
今は直接的に仕事に関わる内容の本を読む機会は減ったので難易度が上がりますが、普段の仕事に生かすことで、もっと面白くなると思います。
ちょうど、さる先生の本を読んでいた中で、これからは「優れ力」よりも「異なり力」が大切になってくるとありました。異なり力の具体例として何か思いつかないかと考えてみたら、眼鏡市場のメガネが思いつきました。
最近眼鏡市場が宣伝しているメガネに、鼻に跡が残りにくいメガネがあります。どうやら総重量は決して軽くなったわけではないですが、重心を変えることで実現しているそう。
「より軽くを目指すのではなく、重心を変えたら軽さで優れてなくても鼻に跡がつきにくくできるんじゃないか」という発想が異なり力だと思いました。これまでと異なる発想で価値提供ができています。
こういうのをもっと見つけて、生徒たちにも伝えて、面白いな〜と感じていきたいです。