丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

少数派であることを忘れない。

授業に関しても、働き方に関してもつくづく少数派なんだな〜と思うことが最近2件ありました。

気をつけて振る舞わなければいけないと反省しています。

 

うち一つはPTAの活動への参加の仕方についてです。

先日先輩からお叱りをいただいたので、

本日その方には謝罪、感謝、それでも私が譲れないラインを伝えました。

管理職には改めて、勤務時間外のPTAの活動をなんとかすることはできないかお願いしてみました。

 

この「自分には譲れないラインを示す」というのは結構大事なのかなと思います。

「エッセンシャル思考」で大切でないことに勇気を持ってNOと断ることや、

「Think clearly」でできないことの境界線をはっきりさせること(能力の輪、尊厳の輪と呼んでいます)はあやふやな境界線を大きくしていくことよりも大事なことなど言われています。

何かの本で蟹穴主義という言葉もあったと思います。

 

私の考え方はまだまだ現場では少数派だと思うので、多分お互いの当たり前のラインが異なります。私にとっては「定時以降にできるだけ仕事をしない」のは当たり前です。しかし、その意識がない多くの人にとっては「役割として与えられた仕事はとにかくやる」のが当たり前なです。私のようなものがその方々にはよく分からない行動規範で定時退勤していると「やるべき仕事をやらない若者」になってしまいます。

 

そこで、理解してもらいたいとまでは期待していませんが、自分のラインを示すことが必要になってきます。

然るべき考えや理由があって、ルールに則って「ここまではできるけどここからはできないです」と伝えるということです。

 

それによって「よく分からない行動規範でやるべき仕事をやらない若者」から、「納得はいかないけど彼なりの理由で、ルールは守って行動している人」くらいにはなれると思います。

 

このラインをハッキリさせれば、お互いにズレた期待をすることがなく、誰も得しないディスコミュニケーションを生む可能性が減ります。

 

ということで、今日はそのラインを伝えたつもりです。いい距離感で、折り合いを上手につけながら、しっかりと仕事をしていきたいです。