丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

科学研究に感じた可能性

今日から我が校も2学期が始まりました。

久しぶりに生徒たちに会えて、めちゃめちゃ楽しかったです。あわよくばもう少しゆったりいろいろな子と話したかったですが、如何せん忙しくもありました。

 

授業は1学期の復習をイベント『学び合い』でやって、楽しくスロースタートできたかと思います。

 

1年生を担当しているので、我が地区の学校の1年生がやっている科学研究もザーッと大急ぎで見ました。金曜日には郡市合同の審査会があるので、そこまでに本校から代表として出すものを選ばなければいけません。提出物のチェックや、明日はテストなのでその採点もある中、これがなかなか厳しいのです。しかし、今年は全員強制ではなく他の調べ学習と選択制だったこともあり、数が少なくて少しはゆとりを持って見れています。

 

その中で面白いものがありました。共同研究をした子達がいて、10人近くでやっていたものです。「多すぎだろ!」と思う反面、そこのメンバーがなかなか興味深かったです。クラスを跨いでいるし、私の目から見たら同じグループには普段は入っていないような子が同じグループにいるのです。

きっと「科学研究の完成という共通の目標」があったことと、「ハブになるような人がいたこと」が原因なんじゃないかと思います。面白いです。こんなふうに、「ハブになるような人と繋がりながらゆるく多数で多様な人と繋がる」ことができたら、この子達の将来は明るそうだと嬉しくなりました。もっとこういうのが見たいです。

 

また、本屋さんで売られているものを参考にしたものやネットで調べたものをやったものもそれなりにありました。半ば強制的にやらされている課題なので、これくらいが普通だし、それで良いんじゃないかと思いました。

 

まだ始まったばかりなので、生徒も私も無理せずに、ぼちぼちのスピードでエンジンをかけていきます。