我が校の一年生はまだ生徒のログインを済ませていない為、Chromebookはあるものの、使われていない状況です。
私自身のChromebookが届いて、ログインができたのも本日ようやくでした。
昨年度にやってしまってあるのかは分かりませんが、Chromebookやみらいシードの利用に関する研修はまだ一度もありません。
使い方の研修はなく、ただ活用してくださいと言われているだけの状態です。
一応、県から指定のオンデマンド動画を見るという研修が用意されているようですが、正直大量にあるのにそれを見るための時間は確保されておらず、「あとは見ておいてください」というのは随分乱暴だなと思います。
私が生徒と接する時に心がけていることですが
何かさせたり挑戦させたいなら、それをするだけの時間を確保してあげなければ無茶な話です。
給特法により定額働かせ放題となっている教員の善意に漬け込んでいると捉えてしまいます。これもやはり本気度を感じられない所以です。
そんな中でも、今日の夕方に同学年の先生方と世間話程度に「Chromebookどうやって活用します?」という話をしました。
私の立ち位置は「有効なら使うけどあまり無理に使う気はない」くらいです。
そんな私が考えてみたことは以下の3点です。
・みらいシードのドリルパークなる問題演習をするソフトがあります。正答分析をしてくれて、間違えた問題を繰り返し出してくれるようなものであれば、ワークよりもいいものかもしれません。ただし、それのためにカリキュラムに余裕を作り出されたわけではないので、学校の授業の中でドリルパークをする時間はさほど取れないと思います。
・休校対策、オンライン授業用
休校にせざるをえなくなった時、オンライン上で授業をする方法を確保しておく保険としてはいいかと思います。Googleのアプリが一通り使えるわけですから。
今のところそういうことをしそうな気配はありませんが、せざるをえなくなれば一応端末は1人一台あるので、することは可能でしょう。
・考えの交流?
みらいシードのドリルパーク以外のソフトで考えを交流するようなものがあるようです。
ただ、これはかなり期待していません。
ホワイトボードのようなものに書いたものをすぐにテレビで共有できるような感じでしたが、このホワイトボードのようなものに入力するのがかなりぎこちないです。タッチペンがついてないので、指で手書き入力か、キーボードでの入力になります。指での手書き入力はやりにくいため実用的ではありません。そうなってくると手書きの表現の自由さは失われます。キーボードは使い慣れていない生徒が多いため、入力がもたつくことが考えられます。
それならノートに書いたもので共有したいものを教師のタブレットなどでとって映せばすみます。
否定的に考えすぎですかね〜。
あまり期待していない分そんなに実践例を考えたり調べたりしたないから知らないだけなのかもしれませんが、
そういう考え方の教員から見たら、あまり役に立たなそうだし、みんながみんな端末を使う必要はないかなって感じです。