どの本だったか忘れてしまいましたが、最近読んだ本で「学校に行く意味があるか?」と聞かれた時の著者の考え方が書かれている部分がありました。
著者曰く、学校には2つの価値があります。それはコンテンツとしての価値とトレーニングとしての価値です。学校の価値をコンテンツとして見た時、つまり学習内容で見た時、大きな価値があると考えることは余りできません。しかし、学校の価値をトレーニングとして見た時、つまり学び方を身につけるだとか、人との付き合い方を身につけるだとか、挫折を経験するだとかで見た時、そこにはかなりの価値があるということです。
ではそのトレーニングを学校の多くの時間を過ごす教科学習の時間でできているでしょうか?
これが可能な『学び合い』はやはり学校の価値をちゃんと享受できる授業だと思います。