昨日の記事で、私が働き方で取り組んでいることとして、
「まずはやらないことを決めること」
を書きました。
しかし、特に経験年数が少ないうちは何を削ってもいいのか、手を抜いてもいいのかの判断が難しいと思います。
そこで、同僚や上司と関係を築いてたくさんその辺りを教えてもらうことを提案しました。
しかし、「ではどこまで削るのがいいのか?」の目安を伝えてなかったので追記しておきます。
やらないことを決める判断の目安として「まず定時で帰ると決める」ことが有効です。
そうすれば自分が使える時間の枠が見えます。
※部活動の顧問をしていたときは、「部活動指導を終えて1時間以内には帰る」などと決めていました。
残業代が出ず、基本的に残業というものが認められていない教師は、定時以降仕事をしてはいけないのです。
そうでなくとも、一日8時間働けば人は疲れます。人の体は道具ではないので、長く健康に高いパフォーマンスで働くにはどのみち時間の上限は必要です。
だからこそ、定時で帰ると決めてしまいます。
そして、その限られた時間の中で自分ができる最良のことを考えていくようにします。
後ろめたさはいりません。仕事以外にも、人生の中には家事も育児もデートも休息も必要なのです。
幸せな大人のモデルを子どもたちに見せることには大きな価値があります。
「大人って楽しそうだな。」「大人になるのも悪くないな。」「早く大人になりたいな。」
そんなふうに子ども達に思わせたいじゃないですか。
少なくとも「働くのってしんどそうで嫌だな。」「あんな働き方はしたくないな。」「大人になっても楽しそうじゃないしなりたくないな。」とは思わせたくないものです。
これが私がやらないことを決める時の目安であり、定時で帰って人生のバランスをとり、教師自身が幸せになる必要があると考えている理由です。