教師として働き始めて最初に所属した学年の子たちが成人式を迎えました。
感慨深いものがあります。珍しく夢を見て、その時の生徒が出てきたのはそのせいでしょうか。
まだバリバリ部活動指導もしていたので、ある生徒に卒部の際「〇〇部をこれからもよろしくお願いします。」と頼まれました。
私は割と真剣にその言葉を受け止め考えていましたが、至った結論が「この仕組みではいずれ部活動というもの自体が立ち行かなくなる。自分が離れて以降も持続可能な組織にするためになんとかせねば。」でした。
それもあって部活動の顧問は断ったり、断る前にも活動の目的や部のあり方を見直していくことをしていました。
またある生徒は私が学校を離任する年に顔を出してくれ、「教師を将来の職業の候補に入れているが、大変そうで迷っている。」と言っていました。
私は「君らが働き始める頃にはもう少しマシになっているよう頑張るよ。」と伝えました。彼らが大学を出るまであと2年です。
私は彼らに恥ずかしくないような生き方ができているだろうかと自分を省みます。
部活動の在り方についても、教師の働き方についても、今一度気を引き締めるいい機会になりました。