〈語りの反省〉
今日の授業でもグループ活動の際に伝えたいことを伝えることができました。
しかし、その中で反省点があり、自分の弱点を再認識しました。
私は勉強が不得意な子にとってのメリットを語るのはスッと出てきますが、勉強が得意な子にとって多様な人と協力するメリットをうまく語れていません。「働く時にもタイプが違う人と協力することがあるからその力を今からつけてほしい」というような言い方をしましたが、いまいち「それが自分にとって得であるから」という点を納得して会えていない気がします。言葉が上滑りしていると言いますか…
自分の中に多様な人と繋がりを持つメリットをいまいち実感として意識できていないのが良くないんだと思うのですが、ここの克服がなかなか難しい。
弱点として意識はしているので、なるべく職場やオンラインでそのような経験を積みたいと考えています。
〈言語化の繰り返し〉
上記の語りの弱点を再認識してから言葉がけの本をチラッと読み返していました。
その中で
「最高のクラスを目指しているクラスに居ることが一人ひとりの幸せにつながる。」
という表現が自分の中で出てきて、今日はこの表現がマッチしました。
これまでも自分で言語化してみて、マッチしたものを生徒に伝えてとやってみています。
自分の中で「どうなって欲しいのか」「何を目指しているのか」を言語化していくことは大事だと改めて確認しました。
〈得意なことで役に立ちたい〉
職場で、今回初めてデジらく採点に挑戦しようとしている方がいたので、学年が違い普段から話す仲ではないですが、近づいていってちょこちょこ一緒に設定をやっていました。
私自身が採点に至るまでの設定で苦労したこと、その時に忙しい周囲の人に何度も質問したり操作を見てもらうことに申し訳なさを感じていたことを思い出し、同じ思いをしてほしくなくて近づきました。
普段からよく話す人でなくても、自分の得意で役に立つことを自分自身が実践していかなければという思いもありました。
結果、私もまだ1回しかしたことがなく熟達しているわけではないので、その方の失敗を未然に防ぐことはできなかったのです。
しかし、一緒に「こうしたら上手くできると思う。」と考えることはできました。
少しでも役に立てなら嬉しいです。
期末テストでは私もまた使うと思うので、私にとってもいい復習にもなりました。自分が苦労したことで他人の仕事を助けられるのも大切なことなので、チャンスがあったらまたやっていきたいです。
〈これから生き残る教育〉
所属している2年生で進路学習が始まり、学び直したいことがあったので
「Society5.0に向けた進路指導 個別最適化時代をどう生きるか」
に目を通していました。
そこで、これから生き残る教育として「個別最適化」と「ローカルネットワークの構築」が両立できる教育が生き残ると出てきました。
今の公教育の立場でできるのは「ローカルネットワークの構築」だからそれをもっと頑張らねばと再認識しました。
同時に、N高のような広域通信制の教師や職員にも改めて魅力を感じましたし、自分の今後10年くらいの働き方について学ぶ姿勢を止めては行けないと気を引き締められました。
#『学び合い』
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