〈子育て支援室にも色がある〉
今日は私は初めて行くこれまでとは別の子育て支援室に行ってきました。
出会う人も雰囲気もまた違って良かったです。
これまで1番行っていたところは支援員さんが結構話しかけてくれたり、親が子どもから目を話していても見てくれたりします。良くも悪くも支援員さんとの距離が近いです。
今日行ったところは支援員さんは最初の挨拶、情報提供、少し距離を取ったところからの見守りという感じでした。良くも悪くも支援員さんと少し距離があります。
どちらも合う人合わない人がいて、どちらもいいです。
いろいろな雰囲気の支援室があって、合うところを選べる環境があると良いんだろうと思います。
学校や教育ももっとそんな風になっていければいいですね。
〈ひとりでがんばらない!子どもと考える福祉のはなし〉
今日も育児の合間に読んで最後まで読み切りました。
子供向けの本で読みやすいです。
昨日も発信した通り、普段自分が教育に関してアンテナを立てていて引っかかってくるキーワードがたくさん出ていて、こちらの本の問題提示に共感する場面がたくさんありました。
4章構成になっていて、1.2章では現状と課題提示、3.4章では解決策の提案といった感じです。
1.2章で気になったキーワードは以下のようなものです。
・日本はみんな貧しくなっている
・男女の給料差、女性の非正規雇用の多さ
・非正規雇用の働き方
・社員を育てる余裕がなく、即戦力を必要とする会社
・奨学金という借金
・一人で死ぬべきという社会は恐ろしい。
そして3.4章で私も共感したのは以下のものです。
・いろいろな問題を家族で抱える家族主義が日本は強い。家族で抱えるのをやめて「社会で助け合っていこう」とうったえることが大事。これは学校がいろいろ抱え込みすぎている教育の現状とも重なりました。
・5大ニーズ(教育、医療、介護、保育、住宅)を商品ではなくもっと公的サービスとして充実させる。これらに国がお金を使うこと。
・つらい状況にある人に「すべて自己責任」「一人で死ぬべき」という社会は恐ろしい。これに対してみんなで声を上げ、助け合っていける社会に変わっていきたい。誰もが「生きていていいんだ」と思える社会へ。
・福祉が充実している国は弱い立場にいると人がつながって声を上げ、よりよい社会を作ろうと努力してきたことで作られた。
困ったことがあったら、「イヤだ」「助けて」というのがはじめの一歩。そうすれば社会の仕組みが変わっていく。
仲間を作って居場所を作る。つながって要求する。生きづらさを感じる人ほど、社会を変える力がある。
これは最近読んだ夢をかなえるゾウ0にも同じようなことが書かれていました。
自分が「おかしい」「困った」と思ったことに声を上げることは同じように困っている誰かの助けになることがあります。そういうものはその人の大きなやりがいや夢にもなります。
私も今の教育現場の教育や働き方に対してそういう声を上げ続けられる人でありたいです。
福祉に興味のある方はもちろん、教育関係者にもおすすめの本です。
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