丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

オンラインになっても抜け出せないこれまでの授業の考え方

コロナの状況が良くないので我が校でもようやくオンライン授業の準備をしようということになっています。

 

その中で、どうやってオンラインで授業を成り立たせるかという先生方の会話を聞いていると、どうにも「黒板とチョークを使った一斉指導」「教師が子供達の学びを管理する」という考え方から抜け出せていないなというふうに感じます。

 

試験的に試してみるときの確認事項として、

「黒板の字が見えるか」
「教師の話をどれくらいの時間画面越しで聞いてられそうか」

という項目が上がってくるのです。

 

私はクロームブックの画面に映ってる範囲で、生徒が読める字の大きさで書いたらちょっとしか書けないし無理があるだろうなとかシミュレーションしながら連絡を聞いていました。

 

それならYouTube上にあるような無料で良質の動画も用いて、それで学んでもらってから分からないところの質問を自由にできるようにしたり、Googlemeetでできるのかまだわかりませんが、zoomのブレイクアウトルームのような機能で子供達同士が協力して課題に取り組める環境を整えたりする方がよほど充実した学びになるような気がします。

私も試せる機会が来たらどんなふうにやるかしっかり考えておきます。

 

これまでの授業の形からオンラインになっても抜け出せていないところに課題は感じていますが、

家庭のネット環境が整っていない子がいることに関して、つながらない子はの学校にのこって授業を受けるなど保証してあげればいいという考え方で「とにかくやってみよう!」という流れになってきたのはとても素敵だと思いました。