先日読み始めた最強脳を読み終わりました。
結論は昨日も書いた通り、「運動しようーそうすれば確実に脳は強くなる」この一言に尽きます。まえがきにて、この本では「体を動かすこと」をスポーツ、トレーニング、エクササイズなどではなくなぜ「運動」と表現することにしたのかが書いてあって、そこにアンデシュ先生の願いを感じます。
11章あるのですが、各章で◯◯のためには?という内容の話が展開され、全て「答えは運動です」に帰結します。いくつかの章で処方箋としてこんなふうに取り組んだらいいですよという具体例が紹介されているのですが、ほとんど同じことが書いてあって面白いです。それだけこれだけのことをすればいろいろな効果が得られますよということなんでしょうね。
ほとんどの処方箋で「週に3回程度、30分の息が上るくらいの運動をしましょう」と書いてあるので、私も2日に一回取り入れるか、曜日を決めて運動をするというふうにしてみようと思います。
〇〇のためにはについては
・もっと幸せになる
・イヤな自分とさよならする
・集中力を上げる
・落ち着きのなさを改善する
・発想力を豊かにする
・ゲームが上手くなる
・記憶力を良くする
などがありました。
最後の方に、これだけは覚えていってほしいこととして3つ挙げられていました。
・脳はいつでも変えられるし成長させられる
・脳を助ける一番いい方法は運動
・普段からしてなくても得意でなくてもいい。脳はどんな運動をしているかは気にしない。ともかく今より少し運動さえすれば良い。
今回の「最強脳」はアンデシュ・ハンセン先生のこれまでの著書「一流の頭脳」「スマホ脳」を受けて親子で読むことを想定して書かれた本なので、前作までの内容や書き方に比べて易しくなっています。生徒や保護者が一緒に読んでみるをお勧めします。