丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

読書記録「最強脳」ー親子で読むのにお勧めー脳のために、何でもいいので運動しよう

先日読み始めた最強脳を読み終わりました。

結論は昨日も書いた通り、「運動しようーそうすれば確実に脳は強くなる」この一言に尽きます。まえがきにて、この本では「体を動かすこと」をスポーツ、トレーニング、エクササイズなどではなくなぜ「運動」と表現することにしたのかが書いてあって、そこにアンデシュ先生の願いを感じます。

 

11章あるのですが、各章で◯◯のためには?という内容の話が展開され、全て「答えは運動です」に帰結します。いくつかの章で処方箋としてこんなふうに取り組んだらいいですよという具体例が紹介されているのですが、ほとんど同じことが書いてあって面白いです。それだけこれだけのことをすればいろいろな効果が得られますよということなんでしょうね。

 

ほとんどの処方箋で「週に3回程度、30分の息が上るくらいの運動をしましょう」と書いてあるので、私も2日に一回取り入れるか、曜日を決めて運動をするというふうにしてみようと思います。

 

〇〇のためにはについては

・もっと幸せになる

・イヤな自分とさよならする

・集中力を上げる

・落ち着きのなさを改善する

・発想力を豊かにする

・ゲームが上手くなる

・記憶力を良くする

などがありました。

 

最後の方に、これだけは覚えていってほしいこととして3つ挙げられていました。

・脳はいつでも変えられるし成長させられる

・脳を助ける一番いい方法は運動

・普段からしてなくても得意でなくてもいい。脳はどんな運動をしているかは気にしない。ともかく今より少し運動さえすれば良い。

 

今回の「最強脳」はアンデシュ・ハンセン先生のこれまでの著書「一流の頭脳」「スマホ脳」を受けて親子で読むことを想定して書かれた本なので、前作までの内容や書き方に比べて易しくなっています。生徒や保護者が一緒に読んでみるをお勧めします。