今日は見取りをしっかりして生徒たちに返すことを意識して授業に臨みました。
半分弱まで来たこともあり、開始の時には今回の単元『学び合い』の目的である全員が自立した学習者(自分の力で、人と協力して、学び続けられる人)を目指すことをおさえました。
それから、半分弱まで来たので、自分が調べることと教科書の学習の進み具合を考えて、見通しを持ちながらやれたらいいというアドバイスをしてから始めてもらいました。
今日は2クラス授業してみて、教師の目から見てうまくいってそうな人、そうでない人、ちょっと自分で判断する兆候が見られた人など、さまざまです。
気をつけたいと思ったのは、失敗するかもしれないことを心配しすぎて目的に反するような指導をしないようにすることです。
おそらく、少なくない生徒が今回は「難しかった
。失敗した。」と感じるのではないか、私にはそう見えてしまうのではないか、と思います。
ただ、それでこちらが正しいと思う方に導きすぎても目的から考えたら悪手です。
学校は安全に失敗ができる場であると思っています。自分の判断で行動を決めて、失敗やうまく行かなかったという結果を受け止めて、それを次の行動に生かそうすることが大切です。
そう考えたら自分で判断した後の成功も失敗も彼らには必要なことになります。
「今うまくいってない=ダメ」ではなく、彼らに必要なステップである。そのような私の捉え方が大切になってくるんだと思います。
ちょうど、自転車に乗れるまでのステップのうちの、補助輪を外したり後ろから押してあげるのをやめたタイミングなんだろうとイメージしたら自分には腑に落ちたので、そういう心持ちで見守ったり声掛けをしたりしていきます。
さ、折り返し折り返し。
あとは、実験のレポートを仕上げてくる子がいたので、評価は教師の仕事と思って評価しました。ただ、次からはすでにAになった人のチェック受けてからくるようにさせて、つながりを作るサポートをしようかと考えています。
そのあと彼らがどんなふうに学ぶか、また楽しみです。