丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

学校祭で見た生徒たちのジェンダー感覚と表現意欲

本日は学校祭がありました。

 

この学校も行事は縮小してきてるようで日程は1日でしたが、当日表現の機会がある生徒は特に頑張ってましたし、生徒たちのふり返りを見ると多くの生徒が楽しめたようでした。

 

私も感じたことが2つ。

まずは生徒たちのジェンダー意識です。

ダンスを披露したグループのいくつかが男子用の制服と女子用の制服を入れ替えたり、混ぜたりして着ていました。

 

こういうのを見た時の生徒の反応が、割ともう慣れてきているというか、良く言えばそれくらい当たり前になってきているような感じがしました。

 

また、入れ替えるのなら見たことがありましたが、混ぜて着るのは多分初めて見て、SDGsの影響もあってジェンダーレスがより一般化してきてる感じがしました。

 

普段の生活でも制服を男女用としてではなく、普通に2パターンの中からどちらのでも選択するという感じになったり、混ぜて着たりたりする時代もそう遠くないのかもしれません。

 

もう一つは、生徒たちの表現意欲についてです。

今回前に出て勇気を出して表現活動をする生徒を見て、周りの生徒も表現に対して良い印象を持った人が多いようでした。

学校祭や文化祭にダンスをするのに疑問を持ってた時もありましたが、子供たちの自由な形の表現の場と考えたら、そのようなものも良いのかもしれないと思いました。

まずは表現することが楽しいものだと言う印象を持てることが大切なのかも。


ちゃんと、周囲と協力して何かを作ったり発表したりすることを楽しいと感じたり達成感を感じたりしてくれてました。


ただすこし悲しくなったのは、それを授業で実感させられていない私の力不足を再認識したことです。
必要感がないからなのか、対象が明確でないからなのか、選択の自由が少ないからなのか。

生徒たちをワクワクさせられていません。

悩ましいですね〜。