今、学年で学力向上のための指導を考えています。
やったら良さそうなことがたくさんある中で、それを詰め込みすぎると良くないことは「エッセンシャル思考」という本などでよく書かれていることです。
私の視点は以下のような感じです。
・それは本当に効果があるのか?何となくやらないよりはいいから、周囲への説明責任は果たせるからでやってないか?
・その指導を入れることで生徒の生活、我々の生活全体はどうなるか。やりすぎて結局力を注げない事態になってないか?であるならば何か止めることはできないか?
・その指導をすることで、教師の働き方や生徒の生活へのタブー(勤務時間外の日常的な指導や、登校完了時刻前の日常的な学習)を犯してしまってないか
ですので、基本的にはやった方が良さ方なことを詰め込むくらいなら何かをやめた方がよっぽどいいというのが私のスタンスです。
今日は学年会で「7時50分から8時の間の指導」に関しては指摘をさせてもらいました。教師の勤務時間開始も生徒の登校完了時刻も8時です。
こうやって地道に自分の考え方を伝えていったり、教師と生徒の生活を守っていくことが大きな流れにつながっていくと信じています。