学校にいると相変わらず強すぎるんじゃないかという教師の口調が気になってしまいます。
そんな人にこそアドラー心理学について知ってほしいです。「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」はベストセラーにもなっているだけあって読みやすいのでおすすめです。
生徒たちの自立を願い、尊敬を持って接するならば、縦の関係ではなく横の関係で接するならば、強い口調で接する必要はなくなります。
また、気になる行動をとる生徒がなかなか改善しないことに手を焼いているのもよく見かけます。
私も人のことは言えませんが、考え方としてアドラー心理学の目的論を持っておくのはいいと思っています。
問題行動をする子はそれによって嫌われたいというよりは注目されたいのです。注目されるという目的からすれば褒められようが叱られようがどちらでも達成しているので、大人から見る悪い事も彼らにとっては目的を達成してくれる「善いこと」となります。善悪の判断ができてないとは限りません。善と判断してる可能性があります。
このような視点を持てば生徒との接し方は大きく変わると思います。
多くの教師をしている人たちに広まってほしいです。
あ、もちろん、子育てとして教育の第一義的責任を持っている保護者の方々にも読む価値があると思います。