丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

ミステリと言う勿れ

www.amazon.co.jp

 

ここ最近こちらの漫画を読みました。

嫁様が妹さんから勧められ、その嫁様から勧められたものです。

コナンくんばりに事件に巻き込まれていきます。でもすごく伏線回収が上手で展開が意外で、頭も使って面白い漫画です。

主人公の整(ととのう)くんは小学校の教師を志している学生なのですが、非常に色々なことに気づいたり、気づいたことを考えて、それを話していたりしていて、

こんなに色々気づけるなんて、考えられるなんてすごいな〜と思って見ています。

 

整くんはストーリー全体を通して、弱い立場の人や多様性に対して優しい考え方を持っています。とても勉強なるし、時には「そうそう!」となります。

 

今日読んだ7〜9巻の感想や響いた台詞を挙げてみます。

・多様性という視点で見ると、今の学校は多様性に対して優しくないなと思う。

引きこもること自体が悪いことと捉えられがちなことに疑問を感じている話から。

その人にあった働き方・生き方が認められる多様性があってほしい。学校も不登校になるとそのこと自体がいけないような捉え方をされがちなので、それが違うな〜と私は考えています。

 

・「殺す選択肢のある人間には殺される選択肢もできてしまう。」
学校のいじめにも通ずるかと。自分が誰かを攻撃したり排除したりしようとすることは、自分もそうされるかもしれないということに怯えなければいけないことにつながる。やはり、いじめはいけないとか、誰も排除しない・見捨てないと考えることは自分にとって得なんだとつくづく思う。これをどう生徒に、自分に納得させるかが私の課題。

・「伝えないと、相手にとっては考えてないのと同じ。」

もっと考えていることを授業の中で、日常生活の中で伝えていかなければいけないとつくづく思う。そのための思考の場がこのブログなんだろうけど、もっと瞬間的に普段の会話や接し方の中でも出していきたい。

 

 

 

ドラマかもされるようです。ぜひ、読んでみてください。