丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

リエゾン:発達障害について学べる漫画

最近嫁様の妹さんから借りた「リエゾン」という漫画を読みました。

 

発達障害をテーマにした漫画で、

教師をしている私のような教育関係者はもちろん、

自分も特徴が当てはまるかもしれないとか、学校での生活に生きづらさを感じている子どもたち、

発達障害がある人と生活している周囲の人

にも勉強になるいい本だと思います。

 

この本の佐山先生が発達障害のことを凸凹と読んでいるところや、読み書きが苦手でタブレットを使うことを「ずるい事なの?」と聞く子に対して、母親が「視力が低い人私は眼鏡をかけているけどずるい事かな?」と話す場面があるなど、発達障害による個々の違いを受容する姿勢が根底にあってとても暖かい漫画です。

 

もちろん、すぐには解決できない困難さ、医者や周囲の人では踏み込めない部分があることの難しさなども描かれます。だからこそ、理解しようとする姿勢が大事なこと、自分にできることを精一杯すること、一人ではなく周囲のいろんな人の連携で解決してかなければいけないことなどを学べました。

 

ネットでリエゾンの意味を検索してみると

リエゾン」とは、「仲介、つなぎ、橋渡し」等の意のフランス語
産学連携の場では、大学企業橋渡しをして共同研究プロジェクト構築行い事業につなげること等を表している。

と出てくるので、作品の意図としても色々な人の連携で支え合いながら生きていける社会の必要性というのもあるのかもしれません。

 

個人的にリアルだな〜と感じたのは、先程の読み書きが苦手な子の保護者が授業中のタブレットの使用を学校側に求めた時に最初は難色を示されたところです。多くの学校ではこういう対応を取るんじゃないかと思いました。でも、保護者が真剣に求めることに対し、学校も堂々と断る道理がなくなってきているので、保護者や本人からも求めてくれるとありがたいと思いました。

 

『学び合い』や個別最適化の教育の本でも不登校発達障害、ギフテッドの子は今の学校教育にはフィットしづらいけど、広域通信制などを利用すれば個々にフィットした教育が受けられ、これからの社会で活躍できる存在になれるとありますが、そういう側面でも勉強になります。

 

発達障害について学びたい人、自分自身が関係しているので共感や救いの視点がほしい人などにおすすめです。