丹後の教育雑記ブログ

自分・家族・子どもたちの幸せを考え、教育を通して社会をより良くすることを目指す教師の雑記ブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、教師の働き方改革、仕事と育児、お金の教育、人生100年・society5.0時代の進路指導をテーマに毎日発信しています。

謎の物質Xを区別する授業3/3

今日は3時間任せてみた白い粉状の物質Xを区別する授業の3回目でした。

子どもたちは本当に様々な方法、進度、グループで学習する姿を見せてくれました。

教科書に載っている方法を参考にする班もあれば、自分たちで考えた方法でする班もあります。

早めに実験まで終わってレポートをゆとりを持って行い、他の班の実験とかも眺める班もあれば、他の班の実験結果を伺いながらも自分たちの班が考えた方法を時間いっぱいとことんやってみる班もあります。

そこには班のメンバーだけの協力をこえためちゃめちゃで多様な人との関わり合いがあります。

それぞれ進度や方法は違えど、出した結論が正解だった班も多かったです。当然そういう班は満足げな笑顔を浮かべてました。違っていた班も違う方法を試したり他班の情報を集めたりしていて一生懸命でした。

面白かった。

 

もちろん、時間内に調べ切ることができなかった班、調べることはできたけどレポート仕上げるまでは行かなかなった班、レポートを出したけど課題に対して答えた形になっていない班もありました。

だけど、自分たちで選んでやったからこそ、考えて書いたからこそ、教科書ではどういう方法が紹介されているのか、どんなレポートの書き方がいいのかにも興味が向いてくると思います。

 

次の時間は教科書に書いてある方法や結果などの内容もおさえて、子どもたちがワークやテストにも対応できるようにしようと思います。