丹後の教育雑記ブログ

自分・家族・子どもたちの幸せを考え、教育を通して社会をより良くすることを目指す教師の雑記ブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、教師の働き方改革、仕事と育児、お金の教育、人生100年・society5.0時代の進路指導をテーマに毎日発信しています。

負の文化の伝承

前にも書いたことがある気がしますが、教師だけでなく子どもたちの方も忙しすぎて回っていない状態によく陥っています。

これは負の文化の伝承だと思います。我々教師がなんでもやった方が良いことを詰め込みすぎるがために、回らなくなってしまってミスが出たり、それぞれの価値が発揮されなかったりということに慣れ過ぎているせいで、子供にもそれと同じ状況を悪気なく(いやむしろ良かれと思って)与えてしまっています。

 

今日感じた教師や子どもたちの詰め込みすぎだなと感じた場面は以下の通り。

 

・子どもについて

学習強化週間のチェックなり、リーダー会の取り組みのチェックなり、環境委員のチェックなりで3つもチェックすることが重なっている。

普段の小テストの勉強や宿題や小テストの再テストや部活動などに加えてです。

こりゃ回らんわ…

せめてリーダー会の取り組みは大人からの学習強化週間とは外そうの思ってたのですが、委員会の日が年休と重なってしまって、重なる週に決まってしまってた。それを見落としたのは私の失態。


・大人について

アイチェック(QUの代わりらしい)なり、テスト計画なりやってくださいと上から降りてはくるのだが、今週は時間割の変更で学活はなくなるらしい。しなさいというのは沢山出てくるのにする時間が与えられないという…これは管理能力不足だと思う。

道徳は道徳ですることがあるし総合は総合ですることはあるしでどこにも確保する時間がないんです…いったいどうしろと。

 

教師がやることも子どもがやることも、とにかくもっと削るなり絞るなりしないと、大事なことでもそれに集中できないと感じる日々です。