丹後の教育雑記ブログ

自分・家族・子どもたちの幸せを考え、教育を通して社会をより良くすることを目指す教師の雑記ブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、教師の働き方改革、仕事と育児、お金の教育、人生100年・society5.0時代の進路指導をテーマに毎日発信しています。

生徒の声とともに作る授業

先週の授業中でChromebookを触っていた時にこのような場面がありました。

「実験の動画や解説動画が見たい人はそれも利用してもいいからね」

と言って使用させていたら、実際にそのように動画も活用して勉強する生徒も出てきました。

しかし、そうすると音量に気を配らないと周囲に迷惑がかかってしまいます。

すると生徒の一人が

「先生、イヤホンくらい家にあるやつ持ってきて使ったらダメなんですかね?」

と提案してきました。私は「それ良いかもしれないね〜。先生方に確認してみるよ。」と応えました。

 

おそらく多くの先生方は生徒が自由に授業中に動画を見ることや、イヤホンを使用することに抵抗を持つでしょう。あくまで教師主導の授業をしようとしたら、そのように一人一人自由にさせるとやりにくいですから。

しかし私は、動画も見ていいことにしたって、イヤホンも使用していいことにしたって、目的・目標がちゃんと語れていれば生徒は考えて使いこなしていくと思います。必要な時は使うし、そうでない時は使わないでしょう。ずっとイヤホン付けっぱなしで一人で勉強し続けたり、全然違う動画を見続けたりする生徒なんて一瞬現れても続かないと思います。

 

せっかく生徒がこんな声を上げてくれたので、定期的にある実践報告の時に提案してみようかと思います。このように生徒と一緒に授業を作っていくという意識でいたらこちらも楽しいし、生徒の主体的に学ぶ力も伸びていくと期待しています。