丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

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育休について、相談のタイミングの失敗と嫁様との相談

今回は、今考えている育休について、校長先生とのやりとりで失敗したことと、育休の取り方について嫁様と相談したことの2点について書きます。

 

昨日、校長先生と来年度検討している育休の話をしました。

 

新任者打ち合わせで組織希望調査票に育休を検討していることを書いたら、校長先生に連絡があり、お願いして欲しいことがあるということでした。

 

【1点目、校長先生とのやりとりでの失敗】

まず、最初に怒られました。私が育休を検討し始めたのは3月頭か2月の末くらいだったと思います。本来、異動調書には来年度育休を取る予定があるかを書く欄があります。その時に分かっていれば当然書いたのですが、妊娠が分かったのは2月に入ってからだったので、異動調書には何も書いてませんでした。

 

そして、育休をとってみようかと考え始めたのが、2月末くらいです。もう異動先は流石に決まってるだろうし、調書を書くタイミングも終わっちゃってるし、最速で新任者打ち合わせの時の希望調査で書けば良いと思っていました。

 

しかし、校長先生曰く、育休を取ることは人事の管理の上でとても重要な要素なので、決めた時点で報告して欲しかったということでした。

 

正直、

いつまで移動場所の変更が可能なのか私には分かりようがないし、

法律でも育休を取る1ヶ月前までに報告することとなってますし、

書類上では最速のタイミングで報告したつもりだったので、

今回に関してはどうしようもなかったのでは?と思って、あまり重く考えすぎないようにしています。次の機会ではとにかく意思が決まり次第報告するようにして失敗を活かせばそれでOKです。

 

もし、私以外でも育休を考えている方がいらっしゃったら、その点は気をつけたら良いかもしれませんね。とにかく、3月入ってからでも良いからなるべく早く知りたいみたいです。

 

 

そして、怒られた後、お願いとして、次年度が終わるタイミングからの取得にはできないかと相談されました。予定日は9月ごろなので、生後6ヶ月から1年までの約半年で育休ということですね。

 

このことを持ち帰って、家で嫁様と相談しました。

 

【2点目、育休の取り方について嫁様とした相談】

校長先生からのお願いを受けて、嫁様と相談をしました。育休の希望を基本的には管理側が断ることはできません。あくまでお願いという形です。そのため、お願いされたからではなく、自分達はどうしたいかをしっかり夫婦で考えるようにしました。

 

選択肢は3つ出ました。

①9月から1年間育休を取る

②来年度は一年働き、4月から半年間育休を取る

③来年度は一年働き、4月から半年間育休を取る。ただし、産後1〜2週間は休みをいただいて嫁様の近くでサポートをする。

 

相談する時に判断の基準として上がったのは、価値観、お金、2人目の育休を取る場合、そして嫁様の実家への頼りやすさの4つです。

 

結論としては③.②.①の順に希望することにしました。

 

価値観について

私は人生の中で子育てを楽しみたい、一生懸命やりたいという思いが強いです。せっかく自分や人生なんだから、男性であっても育休を取って、子供の成長にしっかりと向き合い見守る期間は何ものにも変え難い価値ある時間だと思っています。できれば1年間通して、見守りたいですが、半年では絶対ダメかと言われると、他の要素に比べて優先順位は高くないというか、そこまでわがまま言えないかなと思いました。子育ては私と嫁様の2人でしていくものなので。(本当は我々の父母のサポートも受けながら)私なりに折り合いをつけた形です。

 

 

お金と2人目の育休を取る場合について

お金に関して、半年間は収入が67%、もう半年間は50%になります。(社会保険料?だったかな免除があるので実際はこれに14%足したものが手取りになるそうです。)

貯金もしていますし、2人とも教師をしていることもあって、1年間育休を取ることができないわけではありません。しかし、半年間の方がお金について負担が減るのは間違いありません。

また、授かり物なのでわかりませんが、もし2人目もできて、2人目でも育休を取りたいと思った時、さらにお金の負担は大きくなることになるので、1人目のときに半年に抑えておくのはアリかなと思いました。

 

 

嫁様の実家への頼りやすさについて

1番要素の中で大きく、決定打になったのはこれです。現在私たちは嫁様の実家のすぐそばで暮らしています。そして、私の実家の近くに新居を建設中で、5月ごろには建ちます。

里帰り出産はするので産む前後は嫁様の実家にお世話になるつもりです。しかし、嫁様にとって、私が育休を最初からとっている方が、産後嫁様の実家に頼ることをしづらいみたいです。私が働いていれば、初めての出産の嫁様が実家にたくさん頼るのが認められそうですが、私が育休を取ってそばにいる場合、2人で頑張らないといけないと自分も周りも思うと思うので、嫁様の実家には頼りづらくなるとのことでした。しかも、正直私より嫁様のお母さんの方が育児に関して安心感があるのは言うまでもありません。

「なるほど〜」という感じですし、これを正直に言ってくれる嫁様には感謝です。

 

 

以上のことを話し合った結果、

③来年度は一年働き、4月から半年間育休を取る。ただし、産後1〜2週間は休みをいただいて嫁様の近くでサポートをする。

 

ということを希望として伝えることにしました。

 

【まとめ】

今回は校長先生とのやりとりの失敗も、嫁様との相談の内容も、教師ならではの部分があります。サッと調べただけでは男性教師の育休についてとか、教師の育休の相談のタイミングとかすぐに出てくるわけではないです。たいてい一般の会社員向けが多かったかな。

また、男性の私からでは気づかなかった嫁様の実家への頼りやすさという視点がすごく私に取っては衝撃でした。そういう視点も持たなければいけなかったかと。とても勉強になりました。嫁様と相談ができてよかったです。

 

今回のことが特に男性教員の育休を考える人の役に立てば幸いです。