丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

嫁様の卒業式。123と持てるのはちょっとうらやましい。

今日は嫁様の生徒たちの卒業式でした。

おめでとうございます。

 

嫁様には朝良い送り出しをしてあげようねと伝えて見送りました。

先程連絡があって卒業式の感想も聞きましたが、いい式になったそうです。

嫁様も、3年間お疲れ様でした。

 

嫁様の嬉しそうな話を聞きながら思ったことがあります。

嫁様はこの学年を123と持ち上がりました。1年生の時は初任だったので級外でしたが。

学校や地域にもよるのでしょうが、働く前の私が想像していたよりはこれは頻繁なことではなく、ありがたい事なんだろうなと思います。

 

私は今年で教師6年目になりますが、1度も同じ学年を2回連続持った事はありません。113311とやってきました。これもまた珍しいパターンな気がしますが…

私の学校で周りを見ていても、殆どの先生が基本は持ち上がるかというとそんなこともなさそうです。異動も関わってきますしね。実際他の学校や地域ではどうなんでしょう?

嫁様の学校では基本は学年持ち上がりようです。

 

そんな私から見たら、123と綺麗に持ち上がって、3年間の成長を見届けた嫁様が今日の彼らの晴れ姿を嬉しそうに話す様子は、嬉しくもありちょっと羨ましくもありました。

 

感受性豊かな嫁様や周りの人たちが、別れの時に感動したりしている様を見る事自体がうらやましいのかもしれません。

私はあまり別れる時期や卒業に周囲ほど感動したり重要視したりできる方ではないので、感極まって涙する方をうらやましく思います。

 

これって一生懸命頑張ってからなのかな〜とちょっとコンプレックス思っていた時期もありました。今はそれほど思い詰めてはいませんが。何せ一生懸命やっていることや、子供達のことを考えていることには自信が出てきたので!

 

昔は123と持ち上がったらそんな風に泣けるのかなと思ったこともあります。普段はそんな事思い浮かばないですし、

連続して学年を持ち上がらなくても子ども達は毎年可愛いし、一生懸命やれます。

その事に気づけたのも一つ意外ではあったけど良かったなーと思ってる事です。これに気づいてから、前より持ち上がらない事に悲しんだら不満をもったりしなくなりました。

 

繰り返しますが、毎年新しい学年の生徒で、初めましてでも、毎年とても可愛く、楽しく幸せに過ごせています。

そして、むしろ持ち上がりが当たり前でない感覚が普通になったからこそ、4〜6年目の方が1年を大事にするようになった気がします。

毎年、この子達に関われるのは限られた時間しかないから、1年間の中で全部を出そう、とその時その時に集中することができています。

これはこれでありがたい事です。

 

それでもやっぱり

今日だけは持ち上がって3年間を見届けられるのが少しうらやましく感じるくらい

今日の嫁様の表情は本当に良かった。

 

嫁様も、

嫁様の子ども達も、

おめでとう

お疲れ様でした