丹後先生の生き様公開と仲間づくりのためのブログ

自分・家族・生徒の幸せな生涯のために教育で社会をより良くしたい教師の、生き様公開と仲間づくりのためのブログです。『学び合い』、部活動の地域移行、学校の働き方改革、仕事と育児の両立、お金の教育、人生100年時代のキャリアプランをテーマに毎日発信しています。『学び合い』は知らない人でも、自由進度学習、個別最適化、アクティブラーニングといったワードに関心がある人と仲間になりたいです。

ズレているのかな?

今日はテスト勉強に入ったクラスで、

「クラスの勉強へ向かう空気を良くするのは大事。良くも悪くも人は環境に左右される生き物だから。みんなが高校入試を受けるときのライバルはクラスのメンバーじゃなくて全県の同級生。それなら普段一緒に過ごしているクラスの環境が良い方がみんなにとって有利になるよね。」

という話をしてから勉強に入ってもらいました。

普段寝てしまったり集中できてない子もいつもより頑張っているようでした。

 

 

別の話。
職員室での会話で、「ある生徒がテストに出そうなところの山をはって他の生徒にも教えてあげている。」ということに対して「ちょっと困るよね。ズレてるよね。」という話題が上がっていました。

 

私は遠目に聞きながら「いや、能力高いんじゃないか?」と思いました。

 

文脈依存性の観点からテストに出そうな傾向を掴もうとするのは常套手段ですし、教師が躍起になって授業で見せたことのないパターンの問題を出し考える力を試そうというのはズレているのではないかと考えるようになりました。

 

また、他の人が欲しがる情報を提供して人の役に立てる、協力できるというのは社会に出てからかなり役立つ能力です。

 

めっちゃいいと思うんだけど、周りの先生方がズレた方向の努力と言っている…

私もズレているのかな。

まぁ、ズレているんだろうな。自覚しておこう。